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【日 時】 | 2000年12月17日(日) |
【天 候】 | 雨 |
【山 名】 | 雨引山(411m) |
【山 域】 | 三重 |
【ルート】 |
(11:30)鉄塔行き止まり==(12:30)登山口--(13:10)雨引山-- (13:40)西峰--(14:00)雨引山--(14:35)登山口 |
【所要時間】 | 2時間05分 |
【メンバー 】 | 単独 |
本日は午後天気が崩れるとの予報だったので早めに出かけるつもりであったがいつもの時間になってしまった。昨日時間があれば登る予定であった雨引山に出かける。雨引山は鈴鹿南部の明星ヶ岳の北東にある山である。 エリアマップに登山道の記載はないので「鈴鹿の山と谷」を参考にする。坂下から林道に入り石水渓との分岐から前田川沿いの左岸を走る。道幅が狭く対向車がないことを祈りながら走行する。「鈴鹿の山と谷」ではこの間に取付きがあるはずだが、それらしいものは発見できなかった。 谷合いを抜けると田園地帯に出てしまった。送電線がクロスしているあたりで田圃の中から適当に歩き出すが、送電鉄塔に出て行き止まりとなる。今里まで下り、地図に記載のある点線を探る。家の前に出て菊を摘んでいたおばあさんに雨引山について聞いてみたが要領を得ない。集落の中を歩いてみて、山に向かっている道路を発見する。道路は最初は舗装されているが、直ぐに道幅の狭い地道になる。道は思っていた以上に、奥まで入っていた。車が一台停める程度の空き地に停めるが、ここは車の切り返しためのスペースであったようだ。 雨がシトシト降りだした。身支度を整え出発。最初広めの道は、踏み跡の薄い暗い植林帯になる。直ぐに一気の急登となる。道は踏み跡程度でテープ・赤布類は全くない。かなり登った後、帰路に不安を覚えたので、木に目印を付ける。稜線に出ると平坦な道になる。左方に進みピークに出る。矮木で視界はない。 東側のトレールを暫く追う。今里区の石碑?がある。下りになる辺りでテープがあった。本日始めて登山者の足跡に出会う。「鈴鹿の山と谷」を見直し、前方に見えている西峰に空身で向かう。
もと来た道を帰る。帰路は完全な雨となった。踏み跡が薄いので、道を確認しながらユックリ降りる。目印の木を発見するが、まだ下に降りるまでは油断はできない。そんな時、木の根に足を引っ掛けてしまい前に倒れる拍子に眼鏡を飛ばしてしまった。暗い植林の中で地面に顔を付けるようにして、なんとか眼鏡を探し出すことができた。ユックリ下り、見覚えのある下の広い道に出てホッとする。車のところに戻る。 標高は411mしかない山で短時間の山行であるが、気の抜けない山であった。最初から雨で、雨に引(曳・惹)かれて、雨引山になってしまった。 |