双石山

針ノ耳神社
針ノ耳神社

【日 時】2001年 1月 4日(木)
【天 候】
【山 名】双石山(509m)
【山 域】宮崎
【ルート】 (8:30)青島(10:00)==(10:30)塩鶴登山口--(12:10)双石山--
(13:45)塩鶴登山口==(17:15)熊本(18:10)==(20:00)古賀SA==
(5:00)西名阪香芝にて仮眠==(8:10)家内の実家==(15:00)自宅
【所要時間】3時間15分
【メンバー 】二人


青島へ続く海岸で日の出を見た後、朝食を摂り今日もユックリ宿を出る。青島付近の駐車場は有料なので先に堀切峠まで行く。青い海と空を背景に洗濯岩の海岸に咲くブーゲンビリア・ムラサキランタナ・ポインセチアは実に鮮やかである。
ポインセチア ブーゲンビリア
ポインセチア
ブーゲンビリア
青島入口から北に200M位のところの無料駐車場に車を停め海岸に沿って歩く。入口付近の大きなホテルは営業されておらずゴーストタウンとなっていた。青島に掛かる橋の上は北風が吹きぬけていた。海岸線はすべて洗濯岩で囲まれていた。赤い門を潜ると右手に青島神社があり本年の初詣となった。今年の健康と安全を祈願する。
洗濯岩 青島神社
洗濯岩
青島神社
車のところに戻り、塩鶴の双石山登山口を目指す。加江田渓谷の案内標識に従い県道を辿り、分岐を左に曲がる。双石山登山口と書かれたところには車が一台塞いでいたので先の空き地に駐車する。

身支度を整え出発。日の射さない植林帯を緩やかに登ると前方に岩が現われる。岩は幾つも小さな穴があき、大きく侵食された状態になっており、下から見上げるとその名の通り天狗にも見える。大岩の懐には針ノ耳神社の赤い社があった。右に登り人がやっと通り抜けれる程の穴を潜り、大岩に囲まれた窪地に降りる。さらに大岩の穴を通過する。岩の混じる道を少し進むを谷コースと尾根コースに分かれる。

尾根コースを選択するがこちらのコースの方が難しそうで、一気の急坂の岩場となりロープや鎖が現われる。谷コースと合流するところで下山者と出会ったが谷コースの方に降りていった。

ひと登りすると稜線に達し左に第二展望台の案内があった。5〜6名の先客がおり、到着早々カメラを頼まれる。北東方向の展望が開け宮崎の市街がのぞまれた。

稜線の道となる。何回かのアップダウンしながら高度を上げ小屋に着く。私の古い案内書では使われていない表記になっていたが、現在は立派に復旧していた。

さらにピナクルを2つほど越え第四展望台の双石山山頂に立つ。視界は第二展望台と同じ程度。西に山頂にアンテナ施設の山が望まれた。風が強いので木陰で昼食タイムとする。

小屋まで戻り中に入ると第二展望台で出会ったグループがユックリ食事をしていた。宴たけなわで「昼食は摂られましたか」と尋ねられる。
双石山山頂 山麓から
双石山山頂
山麓から
第二展望台からの下りは谷コースで帰る。車のところに戻る。

これで今回の山行は店じまいとするが、最後にもう一つ宿題がある。家内の学友との再会である。

国道269に出て田野から九州自動車道に乗る。帰省ラッシュのピークは過ぎており車の流れはスムースである。SAで着替えを済ませ、熊本近くの緑川PAから電話し住所を確認する。熊本ICで降りるが国道57号線は混雑していた。地図にある地名を確認し適当に信号を左折する。道なりに進むと目的の町名が現われるが、この町名をカバーする領域が広い。町内の案内板を見て大きな通りに出る。近くに来ており、家内が携帯を掛けながら目的の家に到着することができた。家内は2X年ぶりの再会となり、突然の訪問にも拘わらず歓待して頂いた。

三重北部には夜間大雪警報が出ていたが、家内と運転を交代しながら九州=>山陽=>近畿=>西名阪と繋ぎ、翌日、家まで辿り着くことができた。


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