ハライド

ハライド
ハライド

【日 時】2001年 2月12日(月)
【天 候】
【山 名】ハライド(908m)
【山 域】三重
【ルート】 (13:00)朝明渓谷駐車場--(14:40)ハライド--
(16:00)朝明渓谷駐車場
【所要時間】4時間00分
【メンバー 】単独


遅い出発で近場の朝明からハライドを目指す。昨年4月国見岳に行った時このルートで登ったがハライドには立ち寄らなかった。朝明渓谷駐車場には13:00に到着。山から降りてきたグループが帰宅の準備をしている。家内は約1月ぶりの登山である。

サッサと身支度を整え出発。短時間と思われるのでアイゼンは携行せず。湯ノ山の標識案内に従い谷沿いに自然遊歩道を進む。腰越峠の赤いペンキの案内が現われる。青い屋根の倒壊した小屋を左に見ながら腰越谷の右岸を進む。砂防ダムを二つ越えた辺りから雪が現われる。振り返れば白い釈迦ヶ岳が聳えている。

砂防ダムを高捲きするように左岸に山道が付いている。家内は久しぶりの雪山で凍った箇所はビクビクしながら通過する。砂防ダムをさらに二つ越え谷沿いに進む。
腰越谷を詰める ハライドの一角
腰越谷を詰める
ハライドの一角
この辺りから完全な雪道となり、流れのある露出している岩場は凍りつき注意しながら通過する。雪はそれ程深くなくツボ足で進む。左にガレた岩場を見ながら谷を詰める。谷の終点は一面真っ白でテープの判別も難しい。検討を付けながら注意して観察すると、急な坂道にトラロープが張られている。ひと登りして腰越峠に到着する。

見覚えのあるケルンがあり、ハライドが目前に現われる。東の四日市方面の展望が開け、御在所のロープウェイ山頂駅も望まれる。1時間以上歩き続けていたので一服しょうかと家内に声を掛けたが、風が強いので先に進むことにする。

やや藪っぽいが道を抜けると吹きさらしの岩場になる。雪の浅いところを注意しながら通過する。再度潅木の中に入る。道はハッキリしておりテープもある。ロープが張られているところを抜けると、開けた岩場帯となる。
腰越峠から国見岳 釈迦ヶ岳
腰越峠から国見岳
釈迦ヶ岳
山頂からの眺望は見事であった。御在所や腰越峠から国見岳にせりあがる稜線。眼下には朝明渓谷からハト峰へのルート。その西に滋賀側の山々も望まれる。殊に釈迦ヶ岳が大きく見事な裾野を擁し、裾野の背後には養老山系がなだらかに広がっていた。休憩するつもりでいたが、風が強く写真を撮って少し下山した日溜りで一服する。

帰路は家内も雪に慣れた様子で、1時間弱で朝明渓谷駐車場に到着する。家から40分ほどで、このような雪山を堪能できることに感謝したい。


囲炉裏村トップページへ      ホームページにもどる