竜門山・和泉葛城山

中央ルート登山口付近から紀ノ川・和泉葛城山
中央ルート登山口付近から紀ノ川・和泉葛城山

【日 時】2001年 2月17日(土)
【天 候】晴れ
【山 名】竜門山(756m)・和泉葛城山(858m)
【山 域】和歌山
【ルート】 (13:00)中央ルート登山口--(13:30)明神岩--(14:00)竜門山--
(15:00)中央ルート登山口==(15:50)葛城山山頂駐車場--(15:55)和泉葛城山--
(16:05)葛城山山頂駐車場
【所要時間】2時間00分・15分
【メンバー 】単独


翌日は車の買い替え手続きのためそれほど遠出はできない。それでも最近は鈴鹿の山が多いので、少し遠目の和歌山の山に出かける予定で家を出る。東名阪から24号線に入り高峰のSAで小用を済ませて車のところに戻ったところ左後輪がパンクしていた。タイヤを入れ替え走行するが、カタカタという違和音が聞こえるので天理ICで降り、コンビニに入る。締めていたはずのナットが手で回るほど緩んでいた。再度ナットを締めなおすが、あのまま高速を走り続けていたらと思うとゾッとする。

大和高田・五条・橋本と24号線を辿り、粉河で左折し紀ノ川を渡る。竜門山の案内板がある。「車両」と書かれた標識に従い狭い道を辿る。車道の終点が中央コース登山口になっていた。辺りはみかん畑の様子であったが枝は払われていた。対岸にはなだらかな和泉山系が望まれ、東西に流れる紀ノ川沿いに街が広がっていた。「果実等を取らないで下さい」という標識もある。他に車はなく、田代コースのところで数台の車があった。

身支度を整え出発する。右手上方からハングライダーが空中に舞い上がる。ユッタリした上昇気流がある模様で山の北斜面で高度を上げていた。木の階段もある整備された道が続く。潅木の中の道で直接の陽射しはないが、汗が吹き出る。30分ほど登ったところに明神岩・風穴の案内標識がある。明神岩からの眺めも素晴らしく暫し撮影タイムとなる。
明神岩 ハングライダーと飛行機雲
明神岩
ハングライダーと飛行機雲
ひと登りすると下笹の平坦な道となる。夫婦連れの下山者と擦れ違う。勝神からのコースと出会い、山頂の一角に出る。山頂には20〜30人ほどの中高年の団体が集合写真を撮るため、私が登って来るのを待っていた。以下その会話。「どこから来たのですか」「三重の桑名からです」。「何でこの山に登ったのか?百名山ですか?」「近百のことならそれもあります」。団体が田代コースに降りていった後、一人で昼食タイムとなる。見上げるとハングライダーが飛行機雲を背景にユッタリと旋回しながら高度を上げていた。

山頂まで雪はなく如何にも南国の日溜りハイクとなった。帰路、スカート姿の女性が登ってきた。また、登りで出会った夫婦連れが落ち葉を集めていた。車のところに戻り、来る時国道で見かけた、和泉葛城山を目指す。国道から13K。山頂付近の車道には雪があり注意しながら通過する。山頂直下の道路脇に駐車する。
山頂の神社 展望塔から関空方面
山頂の神社
展望塔から関空方面
竜門山に比較すると和泉葛城山はさすがに標高は高く道には雪があった。殊に山頂の北側の神社付近は綺麗な雪景色になっていた。山頂の東にある展望塔の螺旋状の階段を上る。目の前に大阪湾が広がり、人工島と陸からそれに繋がるものが見えた。関空であった。私は伊丹は利用したことはあるが、関空を使ったことがない。関空とこのような形で出会うとは。先ほど登った竜門山のなだらかな稜線も望まれた。

岩湧山も考えていたが時間切れでまたの機会とする。帰路、自宅まで4時間掛かり、和歌山までは遠いと感じた。


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