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【日 時】 | 2001年 2月26日(月) |
【天 候】 | 晴れ |
【山 名】 | 横根山(759m) |
【山 域】 | 三重 |
【ルート】 |
(14:45)時山の奥--(15:40)五僧峠--(16:10)横根山-- (17:00)五僧峠--(17:45)時山の奥 |
【所要時間】 | 3時間 |
【メンバー 】 | 単独 |
徳島にある父の除籍証明取得の手続きなどをしていたら遅くなってしまった。国道306を左折する。時山を過ぎ暫く進むと、工事中の看板があった。工事中の人に聞き、川沿いにもう少し進んだところに駐車する。この先は車で通過するには細い道となっていた。ここまで雪はなく交通には支障はない。 身支度を整え出発。川沿いの左岸の道を暫く進むと、右岸にスミ焼小屋が現われた。二手に分かれるが右の川を進む。暗い植林帯の谷沿いの道となる。テープも少なめで地肌と雪の混じった道は判別が難しい。何回か渡渉を繰り返した後、五僧の標識が木に付けられているところに着く。右岸の道を辿るが、真直ぐに谷沿いにも道は続いていた。
横根方面へのルートを探すが明瞭な道は見当たらない。杉の植林帯の左手のテープを追う。送電路の切り開きがその先に続くようであった。道はハッキリしないが高みを目指して登る。ヤブッぽく、幼木の補助ヒモなどがあり歩き辛い。ひと登りすれば開けたところに出てテープも現われる。植林の上部には「側点」と書かれた石柱があった。 潅木帯となり、ひとピークを越えると急な登りとなる。雪の薄い部分は底が落ち葉となっており滑りやすい。背後に伸びやかな鍋尻山が望まれる。風は冷たいが予想していたほど強くない。喘ぎながらピークに達すると横根から横根最高点に達する稜線が望まれる。 横根の取っ付きまではまだ距離がありそうだった。アップダウンの快適な尾根道とな木の間越しに素晴らしい景観が開ける。眼下には通ってきた時山からのルートが望まれ、その背後には山頂部は平らであるが威圧するような白い霊仙が大きく聳え、冬枯れの伸びやかな尾根を抱いた鍋尻・霧ケ峰が続く。 快調な尾根道も横根の取っ付きに達すると、雪が深くなり膝まで潜る状態になる。一気の雪の急傾斜となり、中腹ほど登ったところで16時を過ぎたので本日はここまでとする。あと一息であるが、時間が時間である。休息なしでここまで来たので一服する。
もう少し登ればと悔やまれるが、出発が遅いので致し方ない。これも一つの山旅である。日没が遅くなっていることを身を以って感じた。 |