雲母峰

雲母峰
雲母峰

【日 時】2001年 3月17日(土)
【天 候】
【山 名】雲母峰(888m)
【山 域】三重
【ルート】 (12:20)林道--(14:25)雲母峰--(15:45)林道
【所要時間】40分
【メンバー 】単独


午後から雨の天気予報で湯ノ山近くの山に行くことにする。MLで雲母峰の北にあるピークの一つが足利山ではないかとの情報を得ていたのでその辺りを目指す。近鉄湯ノ山駅の手前で線路を渡り、牧場の上の林道を進む。雲母林道の案内板のある分岐は右の林道を選ぶ。1500M先で工事中の看板もある。先に行くと道路の補修作業をしていたので、道路脇に車を停め歩き出す。

東海自然道になっているようで標識の行き先には湯ノ山駅・雲母高原の表記がある。私の所持しているマップでは林道は途中で行き止まりになっているので、この道は地図に表記のない道で一つ北側の道であると思い込んでしまった。鈴鹿の主脈は見えず山には霧が掛かりシトシトした雨となった。林道は平坦だったので下りになるまで先に進むことにした。

目指すピークは左に有ると考え取っ付きを探しながら林道を進むが、暫くすると道は下りとなり引き返す。往路で見た下から伸びる稜線に踏み跡らしいものがあった。

十数Mの登りでいい加減に取っ付き登ってみると明瞭な踏み跡があった。その先に下る気にはならずこの踏み跡が道路の山側に続いているものと考え林道に降りる。

明瞭な取っ付きはなくいい加減に稜線に登る。登って見るとヤブっぽいが踏み跡らしいものが続いている。取り合えず目の前のピークを目指す。ピークの出てみると荒れた小さな広場になって、その先にもさらに高みが続いていた。

視界は数十Mといったところだった。途中大きな松があった。急斜面でヤブの密度が薄いところを選んで進む。テープ類は全くない。下笹の稜線となる。
マンサク 潅木帯を行く
マンサク
潅木帯を行く
ピークと思われたところに達してもユルユルと登っており、そのうち雪も現われる。この辺りで足利山ではなく雲母峰に登っていることを認識する。稜線付近に達したようで冷たい風が吹き抜ける。顕著なピークに達するが、帰りのこのルートを忠実に辿ることは困難であると悟りひたすら高みを目指す。

暫く進むと明瞭な踏み跡とテープが現われる。一般道に出たようでそのまま高みを進むと数分で雲母峰山頂に出た。どうやら雲母峰と鎌ヶ岳の間のルートに出たようであった。雲母峰はこれで三度目で思わぬ登頂となった。

視界もなくシトシトした雨が降り続き、寒寒とした山頂であった。帰路は勝手知ったる一般道で降りる。雪の混じる植林帯の道を抜け、林道に達する。林道を下る途中でこんもりした山があった。鞍部から取っ付くと思ったが北側に「蛇不老山登山口」のプレートがあった。林道を辿り車を回収する。


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