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【日 時】 | 2001年 3月18日(日) |
【天 候】 | 晴れ |
【山 名】 | 丁子山(1011m) |
【山 域】 | 岐阜 |
【ルート】 |
(13:00)遊ランドパーキング--(14:00)本ルート出会い八ツ尾山-- (15:10)休憩--(15:50)丁子山--(16:55)遊ランドパーキング |
【所要時間】 | 3時間55分 |
【メンバー 】 | 単独 |
最近、鈴鹿の山が多いので、山渓に案内のあった岐阜の湧谷山を目指す。快晴の天候となったが、出発が遅い。長良川沿いの堤防の道を走る。風は強いが日射しも強く、ツクシを取っている人が多い。横山ダム周辺では片側通行の箇所が多かった。坂下村に入ると丁子山が目に飛び込んでくる。遊ランドスキー場はもう営業されておらず大きな駐車場は閑散としていた。 スパッツを着装し急いで出発する。橋を渡ってすぐ左に折れ、スキー場の下の道を暫く進む。取っ付きを探し、100M程進むが判らず、小屋の横から登り始める。雪は濃淡があり深い雪はクサレ状態になっており難渋する。田園をなんとか横切ったところには除雪された道が走っていた。除雪された部分は僅かで適当に高みを目指す。 植林帯に入る。トレースはなく時には胸まで埋まる登行となる。稜線の急坂となる。植林帯を抜けると自然林となる。休憩する。
上に行くほど急坂となり雪も落ちている。木にしがみつき高度を上げていくと人の踏み跡に出会う。スキー場からのルートとの出会いだった。今までの登行に比較すれば踏み跡の道は遥かに楽だ。 アイゼンの踏み跡もあるが、この雪では必要ない。クサレ雪に難渋しながら登行していると上部から鈴の音が聞こえてきた。下山者を挨拶を交わす。この時間で誰もいないと思っていたが、相手方もこの時間の登山者に驚いていた様子であった。 木の間から雪を抱いた蕎麦粒・小蕎麦粒・五蛇池や小津権現などの名峰が姿を現す。クサレ雪に足を取られながら歩行を続ける。南側の視界も開け、揖斐高原スキー場など広大な雪の世界となる。 丁子山山頂は平坦で南方向からの踏み跡もあった。疎らな潅木帯で木の間越しに辺りの景観を楽しむ。湧谷山へ踏み跡が続いていたが、タイムリミットと考えここで引き返す。
3時間掛けて登ったが下りは50分で降りてしまった。スパッツのみの装備でズボンはシッカリ濡れていた。午後からの山行であったが雪の春山を堪能できた。 |