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【日 時】 | 2001年 4月 1日(日) |
【天 候】 | 晴れ |
【山 名】 | シカアソビ(908m) |
【山 域】 | 岐阜 |
【ルート】 |
(10:10)林道駐車地点--(10:50)藪谷滝-- (12:00)奥の滝--(12:50)杉徒渉点--(14:00)林道駐車地点 |
【所要時間】 | 3時間50分 |
【メンバー 】 | 二人 |
昨日は軽登山だったので本日は近くの山で少し長い時間を歩こうということになった。霊仙近くのシカアソビを目指す。国道365を下山で左に折れる。時山に入る。先日のヨコネの時も通った道である。
藪谷橋を確認し林道に入る。 釣り客の車が多く道路脇に停めている。天候が怪しくなり霙混じりの雨が振り出した。竿を片手に釣り客が移動している。車止めのある所に駐車してスパッツや雨具を着ていたら釣り人がやってきて釣り談義が始まった。入谷している人が多く全くアタリがないとのこと。少し後方の右の谷は以前登った霧ヶ峰の取っ付きであることを確認する。 出発し10Mほど進むと直ぐにバンが道を塞いでいた。リョウブとキブシの木を左に見ながら砂防ダムの上に着く。家内は水嵩を増した川を渡るのに躊躇っている。やっとの思いで渡るが直ぐにまた徒渉がある。河原に雪が着いて釣り人の足跡がある。左岸に一気に上る踏み跡がある。家内は徒渉に躊躇気味で思わぬ時間が掛かる。
暫く進むと左岸を大きく高捲くルートとなる。足場が脆く注意しながら通過する。前方に目指すシカアソビの稜線が望まれた。このあたりで天候が回復し青空が覗かれた。 少し前進すると杉の植林帯の中に石積みの炭焼き跡があった。雪混じりの谷を何度か徒渉を繰り返す。この辺りからはバシャバシャ状態になる。スパッツの防水が効いて意外と快適であるが、家内は難渋している様子であった。左岸に渡った杉の木の下で休憩する。 気を取り直して出発する。谷には雪が、川底の石はヌメリが多く付着し非常に滑りやすい状態になっていた。一度、家内は足を滑らせてビショヌレになってしまった。谷を詰めると前方に10M弱の滝が現われた。両岸は壁になっておりルートはない様子だった。 少し戻りながら道を探すと滝の左岸を捲く様にルートがあった。薄い雪の急斜面で雪の下は落ち葉になって足元が不安になる。家内は意気消沈気味であったので中腹までの行ったところで本日は終了とした。雪の谷の遡行になって家内には負担が大きかったようだ。 雪のない夏から秋にリベンジすることを確認しながら帰途に就く。天候は回復し、雪もスッカリ解けているところもあった。帰路も意外と時間が掛かりかなり奥まで入っていたことを認識する。 車のところに戻る。林道入口付近の壊れた小屋の前の谷でリョウブを撮りフト足元を見ると鳥の死骸があった。15〜20CMの青く光る羽のやや大柄な鳥であった。(家に帰って調べたところルリのようであった。)時山の集落まで道路脇の草花や吹きだした木の葉を写真に収める。
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