天狗の森・五段城・源氏ヶ駄場・塩塚峰

塩塚峰
塩塚峰

【日 時】2001年 4月 7日(土)
【天 候】晴れ
【山 名】天狗の森(1485m)・五段城(1456m)・源氏ヶ駄場(1403m)・塩塚峰(1043m)
【山 域】愛媛・高知
【ルート】 (8:30)天狗荘--(9:05)天狗の森--(9:35)天狗荘==
(9:45)駐車場--(10:00)五段城--(10:15)駐車場==
(10:55)駐車場--(11:00)源氏ヶ駄場--(11:05)駐車場==
(15:45)展望台駐車場--(16:00)塩塚峰--(16:20)展望台駐車場
【所要時間】1時間5分・30分・10分・35分
【メンバー 】二人


朝起きてみると晴れており本日も暑くなりそうな空模様であった。国民宿舎の宿泊客は私達の他は2組のみであった。高知県の山に案内のある天狗の森に出かける。バンガロー・アスレチック施設のある宿舎の奥に駐車する。

歩道標識の左に進み、そのまま真直ぐに行ってしまい、アスレチック施設の中に入ってしまった。戻る気にならずそのまま進む。道端にはフキノトウが朝日を浴びている。自然林の中の急坂をひと登りすると展望台のある瀬戸見の森に到着する。雲が掛かり遠くは望めないが四国カルストの展望台付近が望まれる。

少し下り平坦な道を進む。石灰岩のカーレンがゴロゴロ現れ、ひと登りで山頂に到着する。山頂には三等三角点があり、東南の視界が開け黒滝山・大引割へと続く稜線、不入(いらず)山などが望まれた。

来た道を引き返す。途中犬を連れた夫婦に出会う。車のところに戻り五段城を目指車で麓まで行ってみる。カルスト台地は牧場になっていて鉄条網が張り巡らされて入り口がよく判らない。

戸になっているところから入り牧場の中を適当に高みを目掛けて歩き出す。適当に登り看板のようなものを発見する。網を潜り五段城と書かれた看板に達する。二等三角点があり大きな看板を背景に写真を撮る。五段城は鉄条網の外にあったが、網を潜らずにここまで達するルートがあるのだろうか。
天狗の森 風力発電所
天狗の森
風力発電所
車のところに戻る。昨日も見た風力発電施設をユックリ見学する。施設の前には現在の風速と発電出力を示すパネルが設置されていた。因みにこの時は風力2.5m、発電出力11kwであった。そういえばJAFの今月の案内書に全国の風力発電所に関するものが掲載されていた。

地芳峠を通り牛城を右に見ながら大野ヶ原に向かう。天狗ヶ原に比較すれば広々としたカルストである。源氏ヶ駄場の案内に従い高度を上げ源氏ヶ駄場の案内があったので確認していると天狗ヶ森で会った夫婦の車が追い越していった。ガタガタ道になるがその先にも道が続いているので後を追う。適当に車を降りて近くの高いところに登ってみるが通過してきた方が高い様であった。

源氏ヶ駄場の案内のあるところに戻ると踏み跡のしっかりした道があった。山頂には真新しいコンクリートの祠がありその片隅に一等三角点があった。本日はこれで一等・二等・三等の三角点を踏んだことになる。天狗平原方面を望むと本日登った瀬戸見の森・天狗ヶ森が望まれ二機の風車が小さく望まれ格好の目印となる。

地芳峠にもどり国道440号線から31号線に入り伊野から高知高速道路に乗り新宮ICで降りる。塩塚高原の案内標識に従いICから3K付近から林道に入る。クネクネしたカーブを繰り返しながら高度を稼ぐ。前方にススキの山頂が現われる。分岐で迷っていると後から来た車が勢い良く展望台の方に上がっていったのでその後を追う。

カヤトの高原の展望台に着くが何だか変だ。駐車場は人が多く賑々しい。皆、三脚に大きな望遠レンズのカメラを構えている。駐車場から数M登った展望台付近にはカメラマンが場所を確保していた。稜線を歩き山頂に達する。
源氏ヶ駄場 塩塚峰の賑わい
源氏ヶ駄場
塩塚峰の賑わい
塩塚峰が最も賑わう山焼きの日に当たったようだ。山頂付近は既に焼かれた防火帯になっていた。山焼きは本日は午後6時から、翌日は9時から行われるとのことであった。関西から来た人もいるようで山頂でも十数人の人が時間待ちをしていた。地図も持たず空身できたので辺りの山の同定はできないが、長閑な山々が連なっていた。

駐車場に戻ってみると更に車が増えていた。混雑に捲き込まれないよう急いで下山する。新宮ICから再度高速に乗り美馬ICで降り、美馬温泉で宿泊する。


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