姫神山

姫神山
姫神山

【日 時】2001年 5月 3日(木)
【天 候】晴れ
【山 名】姫神山(1124m)
【山 域】岩手
【ルート】 (8:10)一本杉登山口--(9:30)姫神山-(10:55)一本杉登山口
【所要時間】2時間45分
【メンバー 】単独


姫神山は岩手山の東に位置する端正な容をした山である。朝、民宿のお祖母さんから今日姫神山に登ることを伝えると、山には午前中に登って降りてくることと、途中で水が湧いているので入れ物を持っていって持ち帰って家で飲むことを教えられる。

国道4号線に姫神山登山口の案内標識があるのでこれに従って道なりに進む。一本杉ルートの大きな駐車場が2つある。上の駐車場に駐車する。下の方はキャンプ場になっている様子であった。身支度を整え出発する。

トイレの横を通り、芝生を横切ると横に林道が走る登山口になる。植林の中を暫く進むと右手に湧き水の水音が聞こえるがここは帰りに立ち寄ることにして先に進む。

木の急な階段が現れる。植林から自然林に変わる。ハッキリしないが稜線のようなところから右に曲がる。暫く自然林の中を緩やかに登ると、視界が開け山頂直下のゴロゴロとした岩場になる。城内ルートと出会い左に曲がったところが山頂であった。

山頂には祠と一等三角点があった。生憎、西側は雲で岩手山は見えなかったが、眼下には登ってきた登山口の駐車場や好摩の街が望まれた。南側は姫神山の広大な山麓が、西側には太陽に煌く湖や北上の山々が広がっていた。

暫く待っていたが雲は取れそうになかったので帰路に就く。地元の人には親しまれている山のようで多様な人が登ってくる。中にはランニングで山を往復している人もいた。

湧き水のところに立ち寄ったが「生水は飲まないで下さい」との案内があった。ここに立っていた杉が一本杉であることは後で知った。

車のところに戻る。駐車場にはサクラやタンポポが咲いていた。本日の登山はこれで打ち切り、今回に東北の最後の山「白神山」に向かう。途中、八森で風力発電の風車を見かける。十二湖の民宿に着き、十二湖やガンガラ穴などを巡る。


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