湯の峰

観音山から御在所方面を望む
観音山から御在所方面を望む

【日 時】2001年 5月20日(日)
【天 候】晴れ
【山 名】湯の峰(722m)
【山 域】三重
【ルート】 (12:30)駐車場--(13:30)三岳寺--(13:45)観音山--
(14:25)湯の峰--(16:15)駐車場
【所要時間】3時間45分
【メンバー 】二人


出発が遅いので先に図書館に出掛け、来週から予定している北海道の本を借りる。本日は「湯の山温泉」の背後に鎮座する「湯の峰」を目指す。「湯の山温泉」バス停下の一般駐車場に車を停める。身支度を整え出発。

「鈴鹿の山と谷」では稲森谷と三岳寺からのルートが記載されている。バス停横の潜戸橋を渡り旅館の裏を通る。砂防ダムを越えると東屋がある。手入れされたツツジを見ながら先に進む。左に潜戸の滝を見る所に右に上がる道があったがループが張られ通行できないようになっていた。そのまま暫く進むが右に登る道はすべてソマ道の様相だったので稲森谷からのルートは諦め、三岳寺に廻ることにする。
23番地蔵 アケボノツツジ
23番地蔵
アケボノツツジ
商店街を抜けの近道を辿る。三岳寺の境内の水場で涼んでいる人がいた。観音山巡りの案内板がある。散策路を辿る。1番から順に地蔵さんが設置されている。23番が一番高く木の椅子が設置されている。ロープウェイの始点付近から終点まで望まれ、見慣れた御在所とは異なる風景が広がる。

ここから砂混じりの急な登山道となる。展望はなく木立の中を進む。常緑樹が多く春夏秋冬変化の少ない樹林帯の様子だった。途中、地蔵さんが設置された展望の開けたところに出る。今冬に登ったハライドが望まれ驚く。アケボノツツジが咲いている。

ここからは砂の混じる一気の急坂になる。道は良く踏まれている。イワカガミの群落が散見するが盛期が過ぎている。登り詰めたところから稜線になり傾斜が緩む。少し進んだピークで休憩する。

前方に高みが現れ目指すピークを確認する。アップダウンを2〜3度繰り返す。山頂には標識はなくここが湯の峰か不安になる。先に少し下り弥一ヶ岳と御在所との相対的な位置関係で山頂と確認する。白砂の山道に寝転び休憩する。ほおに当たる風は心地よく、緑の色彩の中に咲くアケボノツツジは鮮やかに感じられる。
タニウツギ 温泉街
タニウツギ
温泉街
来た道を戻る。三岳寺の芭蕉の句の石碑があった。湯の山の中心にある観光ホテルは閉鎖されて久しい。バス停には十数人の登山者が列を作っていた。タニウツギなどを撮りながら駐車場に着く。


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