![]() |
【日 時】 | 2001年 7月28日(土) |
【天 候】 | 晴れ |
【山 名】 | 霞沢岳(2646m) |
【山 域】 | 長野 |
【ルート】 |
(5:00)平湯駐車場==(5:40)上高地バスターミナル--(6:40)徳本峠山道入口-- (8:00)徳本峠--(9:00)ジャンクションピーク--(10:00)小湿地先-- (11:25)K1--(12:00)霞沢岳--(14:00)小湿地先--(15:00)ジャンクションピーク-- (17:40)上高地バスターミナル==(18:20)平湯駐車場 |
【所要時間】 | 12時間00分 |
【メンバー 】 | 単独 |
霞沢岳は上高地の南にある200名山である。上高地を挟んで焼岳・穂高と対峙する山で、徳本峠の西に位置する山である。 平湯温泉のバスターミナルで仮眠を取っているとライトで照らされ起こされる。係りの人に「上高地へ行くのか」と問われ眠気マナコで頷く。駐車場に廻るよう指示される。 霧が発生しており、駐車場に行くと「日帰りですか」と聞かれ駐車料金500円を払う。4:50黄色い回転灯のところにバスが来ることを知らされる。駐車場に下の施設で顔を洗い歯を磨く。身支度を整えバスに乗り込む。バスターミナルで乗車券を購入し上高地行きのバスに乗り換える。 安房トンネルを抜けると霧は無くなった。大勢の人が入っている様子で釜トンでかなり待たされる。大正池では早朝にも拘わらず大勢の人が池の廻りを蠢いていた。上高地バスターミナルで平湯への最終便の時間を確認し下車する。トイレは混んでいる様子なので河童橋まで行って用を足す。 明神岳はスッキリと望まれるが、奥穂方面はやや雲が掛かっている。早朝の登山者の足は早い。足の速い若い集団の後を追う。よく踏まれた硬い幅広の道を進む。明神まで45分。休憩を取らずに先に進む。標識に従い白沢沿いの道を進む。広い道が続く。人が俄然少なくなる。車が駐車している脇を暫く進むとヤッと細い山道になる。休憩する。
ここから先は今までの手入れ過剰な道と比較すると良く踏まれた山道となる。やや急登となりジグザグに高度を稼ぐ。白く2〜3CM花弁のシオンのような花が咲いている。スタジオ・ジャンクションはこのコース唯一の展望台であったが、生憎、山頂付近に雲が掛かり穂高の雄姿は望めなかった。梓川が遥か下方に流れていた。原生林の中をひと登りすると平坦な山頂部に達する。テン場のような草つきの先に山頂標識があった。東側が開けていたが雲で視界は得られなかった。斜面にはハクサンフウロなどが咲いていた。休憩する。 緩やかな下りとなるが厳しい帰路を予感させた。目的の霞沢岳方面はガスの中であったが、先はまだ長そうであった。原生林の中の道を暫く下ると地図にある小湿地という鞍部のヌタ場に達する。ここからはアップダウンのルートとなり意外と足を使う。2つ目ほどのピークで休憩していると2組の下山者と出会う。 道端にクルマユリが多くなる。幾つかピークを越えた後、左にガレ場のあるK1の取っ付きに達する。やや右に捲き気味の道の後は一気の急坂となる。小岩混じりの滑り易い道が続く。マルバダケブキ・ニッコウキスゲ・スイカズラなど、お花畑が現れ気持ちを和ませる。胸突きの急登を息も絶え絶えにガスが流れるK1に達する。 下山者にこの先の様子を尋ねる。岩稜状の稜線となりキバナシャクナゲ・ヨツバシオガマなども咲いていた。K2のピーク越えは意外に呆気なかった。 幾つかのニセピークを越え山頂に直下に達する。辺りは満開のお花畑になっていた。視界は得られなかったが、午後になるほど良くなる様相を呈していた。山頂から家に携帯を掛ける。山頂直下のお花畑で暫しの撮影タイムとなる。 最終便の時間を気にしながらの下山となる。K1まで来ていた人に山頂まで30〜40分掛かると伝えると下山してしまった。幸いにも何事もなかったが、下山中、先に人がいるのに落石を起こしてしまった。先行者との間隔を取りながら降りる。
明神〜バスターミナルまでの道でも十数組の人が上がっていった。18:00の最終便の平湯行きはガラガラであった。「平湯の森」でユックリ温泉に浸る。 翌日は十二ヶ岳に登るつもりでいたが、激しい夕立となった。久々野付近を走行していると、車の前車輪が突然ガタガタ音をたてた。何事かと見るとタイヤが剥げていた。昨日から高速になると揺れる症状を発していた。幸いにも明るい場所が近くにあり、タイヤを取り替える。翌日は船山に登るため船山高原で仮眠する。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |