森吉山

森吉山
森吉山

【日 時】2001年 8月14日(火)
【天 候】晴れ
【山 名】森吉山(1478m)
【山 域】秋田
【ルート】 (8:35)こめつが山荘--(9:45)一の腰--(10:35)森吉避難小屋--
(11:15)山頂(11:40)--(12:25)神社避難小屋--(14:05)こめつが山荘
【所要時間】5時間30分
【メンバー 】二人


下川原の民宿で朝食を済ませる。朝のテレビでは本日は待望の晴天の予報であった。県道を走らせるスキー場に向かう。カーブを切りながら高度を上げる。スキー場手前にコメツガ山荘の標識がある。ダート道を暫く走らせると舗装された駐車場のある山荘に到着する。

本日は暑くなりそうで、テルモス1本とペットボトルを3本詰め込む。山荘横の芝生を通り、樹林帯を抜けると日陰のないスキー場の登りとなる。リフト降り場を左に見ながら坂道に掛かる。ガスが掛かっている間にできるだけ高度を稼ぎたい。ひと登りしたところで一本入れる。

直射日光が容赦なく注ぐ中をジックリ登り、最上部のリフト降り場を右に見る七合目に達する。一の腰まで0.3kの標識に従い左折すると下からの道と出会う。林の中となり、直射日光が遮られホッとする。一の腰山頂に達する。森吉山山頂付近はガスが掛かっている。優美なスカイラインの麓に避難小屋があった。休憩する。
避難小屋 ニッコウキスゲ
避難小屋
ニッコウキスゲ
一旦大きく下りきったところが雲嶺峠で勘助道と出会う。この辺りからガスが取れ、笹原の中にアオモリドドマツなどの針葉樹を配した森吉山の全容が現れる。木道が現れ、花はギボウシが目立つ。緩やかに登ると神社のある避難小屋に達する。森吉神社の裏には大岩があった。阿仁スキー場の分岐の手前にニッコウキスゲが咲いている場所があった。緩やかな道を進み、森吉避難小屋に達する。一服する。

阿仁スキー場から上がってきたのか、軽装の人が多くなる。笹原を進み緩やかに登る。稚児平を左に見ながらひと登りすると山頂に達する。
山頂 森吉神社の裏の大岩
山頂
森吉神社の裏の大岩
山頂には一等三角点やケルンがあった。大きな広場になっており、回りはツリガネニンジンなどのお花畑になっていた。雲が湧き遠望は利かないが、東の割沢森・西の又コースは木道が走っており散策しているグループが眼下に望まれた。来し方を眺むれば、二つの避難小屋と阿仁スキー場から上がっているリフトの小屋が望まれる。一の腰と避難小屋の距離が意外に長く感じられる。家族連れなど、子供が多く賑やかな山頂であった。昼食を摂り寛ぐ。

花などを撮りながら下山となる。往路で見かけたニッコウキスゲの咲いているところでユックリ寛ぐ。森吉神社の裏の大岩は日陰となって風が吹き上がり、昼寝を決め込むグループが陣取っていた。キツイと予想していた一の腰への登り返しは意外とアッサリ登れてしまった。山頂には仙台からきた夫婦連れがいた。この先に進むべきか迷っている様子であった。朝、苦労したスキー場はこの時間になると日陰が多く楽に下ることができた。コメツガ山荘の駐車場に戻る。

明日の太平山登山基地の旭又を目指す。途中スーパーで食料を買い込み、秋田の「滝の上温泉」に浸り本日の汗を流す。仁別国民の森を抜け、夕暮れに旭又キャンプ場に着く。このキャンプ場は管理棟のような施設はなく、勝手にテントを張れる。先客は2グループのみであった。薄暗がりでテントを設営する。


森吉山の草花木

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