真昼岳

真昼岳
真昼岳

【日 時】2001年 8月16日(木)
【天 候】晴れ
【山 名】真昼岳(1060m)
【山 域】秋田
【ルート】 (6:20)赤倉口登山口--(7:00)石台--(8:10)やせづる尾根--
(9:00)真昼岳--(9:45)黄色標識--(12:00)赤倉口登山口
【所要時間】5時間40分
【メンバー 】二人


前日暗くなって登山口に到着したので、辺りの様子は判らなかった。朝起きてみると登山口に格好の水場があった。歯を磨き顔を洗う。アブのような虫はここにも居た。車に虫が飛び込まないよう注意しながら、身支度を整えユックリ出発する。

小川沿いの平坦な道でやや草が被さりぎみで、虫が纏わる。歩を停めずやや早足で川を遡り、左岸を登り始めると川から離れ虫も無くなる。石台という辺りから真昼岳ブナ森が始まる。特に大きな木はないが、明るく、気持ちの良いブナの林が続く。晴れているがブナの木で直射日光が遮られ、傾斜も緩み、快適な歩行となる。
峰越峠方面 ブナの林
峰越峠方面
ブナの林
最初に現れるピークは山の右にルートが採られ平坦な道が続く。それほど歩いていないのに、距離表記がおかしい標識があった。次のピークを左に捲きながら右の斜面に出る途中に、黄色標識があった。ここが地図にある水場ではないかと思われたが、水はなさそうだった。

右の斜面に出ると、木の間から真昼岳らしい円い山が望まれる。緩やかに登って行くと開けたところに出た。足元はガレ場になっていた。やせづる尾根の標識があり、西側の開けた盆地が望まれる。一服する。

少し平坦な道を進むと笹原帯となり木陰が無くなり、直射日光がジリジリ照りつける。滑りやすい一気の登りとなる。稜線に達し峰越峠からのルートと出会う。

草付き山を登ると真昼岳の山頂小屋が望まれた。稜線を歩き山頂に達する。小屋の中あったノートに記帳する。日差しが強く木陰で休憩する。晴れて眺望は良いが遠望は利かない。

南峰に出かける。一旦下り、草が覆い被さる道を登り返す。ツリガネニンジン・ハクサンフウロに花の中に、トラノオの形状で薄紫のはじけた花があった。頂部まで行ったが標識はなかった。大きな谷を挟んだ対面には女神山がドッシリと聳え、その優美なスカイラインを兎平へと落としていた。
山頂 女神山
山頂
女神山
眺望と花を堪能して下山に掛かる。往路は誰にも会わなかったが、峰坂峠との分岐付近で峰坂峠方面から下ってくる人が見えた。赤倉コースでも3組の登山者に出会った。

車のところに戻る。千畑温泉でユックリ汗を流す。210円なり。寝転んで温泉で一日を過ごしている人がいた。横手のスーパーで買物をする。東成瀬の温泉で本日2度目の湯に浸る。


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