弥一ヶ岳

弥一ヶ岳から鎌ヶ岳方面
弥一ヶ岳から鎌ヶ岳方面

【日 時】2001年 9月16日(日)
【天 候】曇り
【山 名】弥一ヶ岳(790m)
【山 域】三重
【ルート】 (15:50)旧料金所--(16:55)弥一ヶ岳--(17:40)旧料金所
【所要時間】1時間50分
【メンバー 】単独


三重県地方は快晴のマークになっていたが鈴鹿の山の方は雲が掛かっていた。この調子なら岐阜の方面も天気は良いだろうと金草山に向かう。金草山は冠山の西にある山である。この方面に向かうのは久しぶりである。何時ものように木曽三川公園を通り堤防の道を進む。平地は快晴の様相である。雨後にも拘わらず横山ダムの貯水量は少ない。藤橋城辺りから新しいダム用の道ができ、徳山ダムの建設が始まっていた。川沿いの狭い道を遡る。冠山方面に高度を上げる。金草山へのダートの林道に入る。ガスが掛かり、草が蔽い被さり道も荒れている。十数分走ったところでガケ崩れのため通行できない状態になっていた。雨模様で雨具を着て出発する気にもならず来た道を引き返す。

冠山峠まで行ってみる。10台ほど車が停まっているが霧雨模様でモチベーションも揚がらず引き返すことにする。家まで戻って図書館に行き「鈴鹿の山と谷3」を借りる。

久しぶりに鈴鹿に向かう。鎌ヶ岳から東の伸びる長石尾根にある弥一ヶ岳を目指す。旧料金所に車を停める。慌てて出発したので食料を忘れる。谷沿いに下る。長石谷の取り付きで下山者と出会い「今から登るのか」と問われる。弥一ヶ岳に登る旨を伝えると納得してくれたが、道は無いとのことであった。

赤い橋を渡り、直ぐに右の斜面を登る。踏み跡の無い花崗岩の混じる急坂を登ると送電用のコンクリート柱に出会う。稜線沿いに薄い踏み跡を辿ると稜線に達し、数本の送電用コンクリート柱がある。稜線には明瞭な道が走り、柱には黄色のペンキマーク→も書かれている。

右に鈴鹿スカイラインを見ながら進む。爆音を発ててバイクが走っている。花崗岩の大きな岩の間を抜ける。山頂の一画に出ると草付きの開けたところに出る。山頂標識のようなものは無い。残念ながら鎌ヶ岳・御在所の山頂部は雲の中である。

本日は何処も山は雨、平地は快晴の空模様であった。谷から吹き上がる風を受けながら下山にかかる。 間違えた長石尾根の取付きも確認する。


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