七人山

七人山
七人山

【日 時】2001年10月 7日(日)
【天 候】曇り
【山 名】七人山(1078m)
【山 域】滋賀
【ルート】 (13:20)武平峠--(14:25)クラ谷出会い--(15:10)七人山--
(16:10)沢谷--(17:10)武平峠
【所要時間】3時間50分
【メンバー 】二人


水曜日の夜から高熱を出し土曜日まで寝込んでしまった。高熱・下痢も収まり食欲も回復したので鈴鹿に出掛ける。十分睡眠をとり午後に出発。蒼滝から旧料金所は車で溢れていた。武平トンネル出口の駐車場にスペースがあったので駐車する。

鎌や御在所の頂部にはガスが掛っている。雨乞登山口付近の道路は工事中であった。このルートは3度目になるであろうか。植林帯の中を左に巻きながら緩やかに高度を稼ぐ。下山者と行き交い「これからですか」と声を掛けられる。後ろから大きなアミを持った人が追い越して行ったが谷を遡行して登っていった。

谷に出るとやや降り気味になる。細かいアップダウンを繰り返しながら峠のようなところから下りになる。沢谷源流部から暫く下り二股になる。大きく高捲き愛知川本流のクラ谷に辿り付く。休憩する。

何度か渡渉をしながら高度を稼ぐ。アキジオン・トリカブトが岸辺に咲いている。上に行くほど樹幹間隔が広がる。水音が途切れ雨乞方面へ90度右に曲がる鞍部に木に黒マジックで「七人山まで15分」と書かれていた。
七人山コル ススキ
七人山コル
ススキ
ここから道はなく枯葉を踏み締めながら木に捲かれた赤テープを追う。振り返ると、雨乞が木の間から大きな円い山体のスカイラインをなしていた。やや急な坂だがアブラチャン・ヒメシャラなどの混じる濶葉樹の間をひと登りする。

「七人山」と彫られた木があり、山頂は気持ちの良い林の中にあった。木々は薄っすらと色付き、これからの秋の彩りを想起させる。御在所が望まれ愛知川へ、その稜線を落としていた。鈴鹿にもこのような場所があることを再認識する。家内が大きなキノコがあると叫んだが、行ってみると「ゴミを捨てないで」と書かれた黄色い紙の円盤を発見する。

帰路は夕暮れとの競争となる。登山者は消え静かな歩行となる。川の源流部で休憩する。武平峠手前で夕暮れになる。ススキが夕陽に映えていた。


七人山の草花木

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