シカアソビ・ソノド

ソノド
ソノド

【日 時】2001年10月26日(金)
【天 候】晴れ
【山 名】シカアソビ(908m)・ソノド(926m)
【山 域】岐阜
【ルート】 (13:25)藪谷林道終点--(14:25)奥の滝--(15:25)シカアソビ--
(16:25)ソノド--(17:20)藪谷林道終点
【所要時間】3時間55分
【メンバー 】単独


休暇を取得したが研修の申し込み手続きなどを済ませていると、時間が経ってしまった。鈴鹿のシカアソビに行くことにする。霊仙の東の谷山から東に派生する尾根にあるピークで南東にはソノドが位置する。この山は今年三度目になる。4月は奥の滝の捲き道の雪の状態が悪く引き返した。8月は夥しいヒルに敢え無く退散となった。

時山から藪谷林道に入る。自転車に乗った人と出会う。袋に自然薯が入っていた。やや荒れ目の林道を進み終点に駐車する。身支度を整え出発する。

突堤上は4月とは異なる流路となり荒れた感じになっていた。鉄砲水のようなものが発生したようで抉られた跡が散見した。流量はさほど多くはない。夥しいヒルで退散した暗い植林にはもうヒルは居なかった。雪の4月に来ているが、谷の様相が異なり戸惑う箇所もあったが、奥の滝に1時間程で到着する。
奥の滝 林道
奥の滝
林道
4月に難渋した捲き道は、今回も取っ付きが判らず強引に直登しルートに出会う。薄い踏み跡の捲き道を乗り越すと再び谷道となる。今までの荒れた谷とは異なり暫く安定した谷の様相になる。だが踏み跡は薄くなる。右から細い谷が流れ込む箇所に、赤・白のテープが巻かれた大きな木があった。このあたりから切り倒された雑木が上から覆い被さる状態になる。ふと上方を見ると雑木が切り倒され上部はハゲ山状態になっている。

テープを暫く追うが踏み跡が途切れ、伐採地の下部に出る。テープを追う事を諦め、上方に見える稜線まで伐採地を直登する。伐採作業者の踏み跡を辿るように急な斜面に取り付く。斜面にはヒノキの幼木が植えられていた。上部に行くほどトレースがハッキリする。

登りつめる。何とそこは頂から山腹まで雑木が切り倒され、道路が山腹を切り刻んでいた。道路はシカアソビの山腹を捲きソノドの方に向かっていた。道路を少し辿り、山頂方向に切り刻まれた真新しい道を進む。期待していたシカアソビも無残な姿を晒していた。モヤの中に伊吹山が浮かび上がっている。
伊吹山方面 伐採された山頂
伊吹山方面
伐採された山頂
藪谷に戻るより、ソノドに向かう方が安全と判断する。伐採されたアップダウンのある尾根を歩くのは歩き易いが、目前のハゲ山には何とも心が痛む。コースを南に変え大きく登り返したところから自然林となる。薄い踏み跡を辿り尾根を外さないよう気を遣う。樹幹間隔があり藪漕ぎはなく快適は歩行となる。緩い坂を登り見覚えのあるソノドの三角点に到着する。展望はなく南側に行って見るがススキの丈が高く展望は諦める。

日没が迫っているのですぐ下山に掛かる。テープを追いながら薄暗がりの谷を下りる。何度かテープを見失う。竹薮のところは藪の中から谷に出る。見覚えのある林道が先に現れホッする。


シカアソビ・ソノドの草花木

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