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【日 時】 | 2001年12月31日(月) |
【天 候】 | 晴れ |
【山 名】 | 瓶ヶ森(1897m) |
【山 域】 | 愛媛 |
【ルート】 |
(7:55)西の川登山口--(9:20)常住--(10:35)鳥越岩-- (13:00)瓶つぼ上分岐--(14:45)鳥越岩--(15:50)常住-- (16:50)西の川登山口 |
【所要時間】 | 7時間55分 |
【メンバー 】 | 二人 |
前日西の川から林道を走らせ登山口付近まで行ってみた。積雪はなく雪と冷え込みがなければ問題はなさそうだった。朝起きてみると天候は上々の様子で、朝食を早々に済ませ、山稜に僥倖が当たるのを見て出発となる。冷え込みも雪もなさそうで名古瀬谷に掛かる橋を渡り、カーブを曲がったところに駐車する。 冬装備に身支度を整え出発となる。最初のカーブを曲がりコンクリートの坂道の左側に赤色←の瓶ヶ森の標識が現れる。杉の植林帯をジグザグに登る。再度、上部の林道に出る。雪の上にトレースが現れる。踏み跡から登山者は二人で昨日の午後に山に入った様子であった。谷間から稜線の山々が望まれる。直ぐに林道から外れ、茨っぽい箇所と植林帯を通過すると岩の混じるトラバースルートとなる。木の橋なども現れ、雪が付いているので気を遣いながらの通過となる。
気合が抜けるほど下った後、平坦なトラバースとなる。雪を抱いた石鎚山も望まれるようになる。前方に水音が聞こえる。橋を渡り雪石のゴロゴロした谷を少し遡行する。右の尾根に取り付き暫く進むと石垣が現れる。鳥越の岩では前日の入山者がここでテントを張った四角形の雪跡があった。 自然林の中を暫くジグザグに登る。家内のアイゼンと靴の相性が悪い様子で何度も雪を払う牛歩となる。新雪は深く先行者のトレースのみでは足が進まない。道はいよいよ見上げるような急坂となり、天を突くような大岩の間を一歩一歩を固めての喘登となる。 大きな岩と笹が現れると平坦な道となる。頂部の一画に来た感じはするが、雪が深く歩は重い。平坦ではあるが膝頭まで埋まる雪と格闘しながら「瓶つぼ」に到着する。水は凍っておらず赤や青の柄杓が掛かっている。深雪を嫌い笹の上の道などを選びながら分岐に到着する。トレースは駐車場の方に向かっている。前方に女山が望まれるが時間も13時となり本日はここまでとする。
帰路はコースタイムで鳥越岩・常住を通過する。トラバース部を抜けたところでアイゼンを外す。足が非常に軽く感じる。暗くなる前になんとか車のところに戻る。京屋旅館に戻り温泉に入ってユックリ寛ぐ。 |
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