東三方ヶ森

東三方ヶ森
東三方ヶ森

【日 時】2002年 1月 1日(火)
【天 候】曇・雪・雨
【山 名】東三方ヶ森(1233m)
【山 域】愛媛
【ルート】 (9:00)登山口--(10:00)竹薮--(11:00)第一ピーク--
(12:00)稜線分岐--(12:30)東三方ヶ森--(13:00)稜線分岐--
(13:45)第一ピーク--(14:20)竹薮--(15:20)登山口
【所要時間】6時間20分
【メンバー 】二人




京屋旅館でユックリ朝食を摂り出発する。黒瀬ダム沿いの黒瀬峠から小松に抜ける。R11を暫く走らせ適当に右折し中川を渡る。バス停で石経の位置を確認する。関屋山之内林道に入るが一車線の細い道となる。窓峠手前で工事中通行止めの標識が現れる。引き返すのも面倒なので、工事をしていないことを幸いに通過する。窓峠を越える。途中蓮根の化石の案内があった。木地の集落に到着し、右岸に「えひめ酒樽村」が現れるが正月で休業の様子だった。阿歌古渓谷沿いの林道を辿るが直ぐにブルドーザが道を塞ぎ、通行止めとなる。

天候が荒れるとの予報だったので、冬装備に身支度を整え出発となる。最近、集中的な雨があった様子で林道は決壊している所や崩落している所があり復旧には時間を要しそうであった。林道終点付近はシッカリした路岸工事がされていた。右の山腹を捲きながら渓谷に降り立つ。倒木や河床が抉られた箇所が散見し鉄砲水などの豪雨があったことが連想される。2〜3回の渡渉を繰り返す。植林の道脇に石積の窯跡がある。左岸に渡り竹林で休憩する。足元に松山ハイキングクラブの「東三方ヶ森」と書かれた青い標識がある。

ジグザグに電光を切りながら落ち葉の道を進む。黄色い保安林と書かれた標識を左に見る。尾根の急坂になり、雪が現れる。赤布を踏み跡を追いながらの喘登となる。第一ピークに到達すると対岸の山々が見える。急なアップダウンもあり厳しそうな山に見える。東三方ヶ森方面は雪雲のためか見えない。休憩する。

少し下る。背丈ほどの笹藪とカヤ藪帯となる。笹を掴みながらの急坂となる。雨に雪が混じり新雪が重く感じられる。西から吹き上がる風も強く、視界も利かなくなってきた。何とか稜線分岐に達する。

雨も混じるのでここで雨具を着る。ここからは痩せた稜線のピナクル越えとなる。一気の登りと下りに加え、新雪が付き充分な注意を払いながらの登下降となる。なんとか山頂に達するが、雨と雪と風が強く直ぐに引き返す。帰路は往路で感じたほどの緊張は感じない。稜線分岐に戻る。

雨の中の帰路となる。第一ピーク手前で休憩し携帯を確認するが水が付着し電源が入らない状態になってしまった。竹林付近ではパラパラと雨に雹のようなものが混じり、林道を歩いているととうとう雷も鳴り出した。雨は断続的で車の所に戻った時は幸いにも止んでいた。

松山市の浄瑠璃寺近くのお遍路さんの宿に泊まる。


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