愛宕山・太平山・工石山

太平山展望台より桂浜方面
太平山展望台より桂浜方面

【日 時】2002年 1月 3日(木)
【天 候】
【山 名】愛宕山・太平山(142m)・工石山(1177m)
【山 域】高知
【ルート】 (8:20)十津登山口--(8:35)愛宕山--(8:50)太平展望台--(9:15)十津登山口==
(11:00)工石青少年の家--(12:05)北頂--(13:00)工石山三角点--
(14:15)工石青少年の家
【所要時間】55分・2時間00分
【メンバー 】二人


民宿で朝食を摂り桂浜から朝日を望む。坂本竜馬記念館に立ち寄り日時計をカメラに収める。有料260円の瀬戸大橋を渡り仁井田の登山口を探す。グラウンドのトイレ掃除をしていたおばさんに登山口を尋ねるが判らない。川沿いに車を走らせ、グランドの反対側に太鼓橋と案内板を見つける。駐車場もある。

カメラのみ持っての手ぶらで出掛ける。暫く登ると丸太の十津展望台があるが展望は良くない。暫く登り西からの尾根と出会うところに「見返り峠」の札が木に掛かっていた。平坦な道を東に進むと三里小学校と愛宕山の分岐道標がある。木の階段を一気に登ると愛宕山山頂になる。祠があり、日本国旗と英国?国旗が掲げられている。南東の眺望が開け瀬戸大橋や桂浜が望まれる。少し下り東に歩を進めれば、太平山となるが視界はない。さらに100mほど先に展望台がある。南に素晴らしい眺望が広がる。来た道を引き返し車のところに戻る。

市内のはりまや橋を通過し土佐山村を目指す。赤良木トンネル前の工石山青少年の家に駐車する。数台の車が駐車している。冬装備に身支度を整え出発する。科学館を左に見て直ぐ先を右折する。車が2台駐車している。巣箱が掛けられた木を見ながらジグザグに高度を稼ぐ。杖塚の分岐に着く。南ルートにはトレースがない。「自然休養林第一号 工石山県民の森」と書かれた石碑がある。植林の中を進むと「八起白鷲岩」の案内がある。岩は絶壁になっており冠雪した山が望まれた。先行の二人が「天然ひのき風倒根」の案内板の前にいた。ジグザグを繰り返しながら暫く進むと北頂に到着する。案内板があり先行の二人組から石鎚山を教えてもらう。法皇から石鎚へと続く高山は白い稜線をなしていた。近くの白髪山や工石山も雪山の状態だった。
杖塚 工石山から南を望む
杖塚
工石山から南を望む
南東の眺望を得るため三角点に向かう。標識に従い南に下るがおかしいと感じる。戻ることにするが、丁度よい日溜りがあったので昼食を摂る。元に戻ると反対側にルートがあった。少し下り、南ルートの分岐を左に見ながらひと登りで丸太の展望台の三角点山頂に着く。南の眺望が開け高知市の市街地や先ほど登った太平山や桂浜などが望まれる。剣山方面の眺望は今ひとつだが、白い峰峰が木の間から望まれる。一等三角点を確認する。

帰路は南コースを採る。道端の赤い実を見ながら快適に下る。鏡岩を左に見て賽の河原に達する。水は凍り付いて注意をしながら通過する。少し登り返すと桧びょうぶ岩がある。岩の上から眼下に妙体岩が望まれ南方の視界が開ける。工石山へせり上がる谷の向こうに北方アルプスや高知市市街地が、そのむこうには太平洋が明るく広がる。ほぼ平坦な道を杖塚の分岐まで戻る。車のところに戻ると他の駐車しているグループも戻ってきた。彼らは三辻山方面に行っていたようだ。

白髪山も考えていたが時間的に遅いので諦めることにする。土佐町の道の駅では乗馬のサービスが行われ馬が駐車場を牽かれながら廻っていた。大豊ICから高速に乗り、美馬温泉で宿を取る。


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