塔の倉

塔の倉
塔の倉

【日 時】2002年 2月23日(土)
【天 候】
【山 名】塔の倉(715m)
【山 域】岐阜
【ルート】 (11:35)聖心殿--(12:26)奥の院--(13:43)塔の倉(14:30)--
(15:40)聖心
【所要時間】4時間15分
【メンバー 】単独


忙しい日々が続き、休日で十分睡眠を取っていると、出遅れてしまった。天気も良いので未踏の低山に向かう。当初、平成山(へなりやま)に行くつもりで長良川右岸の堤防の道を走らせていたが、右折するのを忘れてしまった。気付いた時は可也走っていたので、そのまま塔の倉を目指すことにする。

この山は先々週登った大立の東にある。揖斐川町からR303に入りトンネルを抜け、左折する。聖心殿の案内に従い林道を左折する。道路沿いに20〜30台位停まれそうな聖心殿の駐車場がある。そばにトイレがあり、車が一台停まっている。麗らかな陽気で夫婦連れが道路脇での昼食を摂っている。

身支度を整え出発する。雪のある聖拝殿の脇を抜け谷沿いに進む。植林帯を抜けると明るい谷沿いの急坂となり汗が吹き出る。水音と陽射しが春を感じさせる。ジグザグの道を登り奥の院に着く。岩壁の前に社があり、奥の2つの岩窟には清水が滴っていた。洞穴は竹柵で中に入れないようになっていた。

左へ巡視路の黄色い標識に従う。整備された道からヤブっぽくなると、開けた鉄塔の所に出る。対岸の大立の横の鉄塔から送電線が頭上を越え山稜に伸びている。
奥の院 大立から伸びる送電線
奥の院
大立から伸びる送電線
冬枯れの明るい潅木帯の中の落ち葉を踏みながら登る。ひよ鳥のような大型の鳥が慌しく前方を飛んでいった。急坂であったが南斜面で雪はほとんどなく快適な登行となる。

しかし、山頂には膝ほどの雪になっていた。植林で北側の眺望はなかった。北に続く赤布を暫く追って見るが、小津権現山や花房山が木の間から垣間見る程度であった。道も下り出したので山頂に戻り休憩する。ケータイで登頂のメールを発信する。

快適に下り鉄塔で眺望を楽しみ、奥の院で休憩を入れる。車に戻り小谷方面を視察に行ったが、直ぐに倒木で林道が塞がれていた。この辺りは私のところから手軽に来られる場所である。


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