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【日 時】 | 2002年 3月16日(土) |
【天 候】 | 晴 |
【山 名】 | 新穂(1039m) |
【山 域】 | 岐阜 |
【ルート】 |
(12:30)養畜場--(14:10)新穂峠--(15:11)新穂-- (16:50)養畜場 |
【所要時間】 | 4時間20分 |
【メンバー 】 | 単独 |
最近は雪山には行っていない。MLなどでは今年は雪は少ないと噂されている。手近な雪山という事で新穂を目指す。 久瀬村に入ると道路崩壊で迂回の案内があったが、そのまま揖斐高原に向かう。峠付近でも、既にスキー場は雪は疎らであった。道路脇にはちらほら山菜採りの人が車を停めている。諸家から谷沿いの道を遡るが養畜場のようなところで雪で行き止まりになる。車が一台停めている。 スパッツを着装し、出発する。林道は雪で埋まっている。少し進むと長グツとワッパの下山者がひとり寛いでいた。言葉を交わすが峠まで1時間は掛かるとのことだった。 ズボズボの状態の部分ではツボ足では苦労する。対岸の山の南面は明るい日が当たり、雪は解け木々は赤茶けた色を呈しているが、こちらはまだ雪はしこたま残っている。 雪が割れ道路の上に水が流れている部分を通過する。右下には谷が流れている。橋と渡ると植林帯から降りている踏み跡があった。谷が狭まり峠に近いことを予感する。ジグザクの林道をショートカットで登ると山の鞍部に青い標識が見えた。鞍部に登ろうとするが雪が砕けて登れないので峠は帰りに寄ることにする。ここまで2時間掛かってしまった。 林道を暫く進むが雪が深く稜線に登ったほうが得策のように思えた。踏み跡も途中で尾根に取っ付いている。ユックリ足場を固めながら稜線に辿り着く。 長大な尾根を抱く金糞山が視界に飛び込んでくる。ブンゲンや虎子山に伸びる稜線が西日に輝いている。潅木に雪を抱いた貝月山も良い。
踏み跡は北に続いていた。途中で見かけた植林帯から降りていた踏み跡のようで、周遊コースが取れるようであったが、時間も遅いので基来た道を引き返す。 金糞岳・貝月・新穂峠をカメラに収めながら下る。本に紹介のある長尾まではかなり時間がかかりそうだった。平坦だがやや下りぎみの帰路は楽に足が運ぶ。車のところに戻ると先の車はなかった。スパッツの横が破れ、靴は濡れ放題で、靴下を絞ると水が滴り落ちた。スパッツを新調せねばならない。 |