男鬼山・清滝山

清滝山から関ヶ原
清滝山から関ヶ原

【日 時】2002年 3月24日(日)
【天 候】
【山 名】男鬼山(683m)・清滝山(439m)
【山 域】滋賀
【ルート】 (13:00)林道--(13:15)男鬼山--(13:30)林道==
(15:00)清滝神社--(15:50)清滝山--(16:40)清滝神社
【所要時間】30分・1時間40分
【メンバー 】単独


土曜日は休日出勤で週末の休みは本日のみ。ユックリ睡眠を貪っていると何時もの時間になってしまった。鈴鹿の北部、霊仙の西、男鬼・比婆・イワスの山域に行ってみる。

先日、本堂山の帰りにこの辺りを通ってきたので地理勘はある。関ヶ原からR21に入り、鳥居本町で左折、仏生寺から男鬼を目指す。林道を登るに従い琵琶湖の展望が開ける。寒気が戻り西から曇が流れ、遠望は利かない。北原竜宮・大杉竜王の案内に従い男鬼との分岐を右に見送る。大きな岩が道を塞いでいるが道脇を通り抜けることができた。上方に送電線が走り地図を確認する。東には二次林に雪を抱いた霊仙が高く望まれる。林道をそのまま進むと、植林の小高い男鬼山が望まれる。木にビール缶が括られているところから踏み跡があった。

近くに車を停め、身支度を整える。抜木の作業用の踏み跡だろうか。左に送電線を見ながら平坦な道を追う。三番目の鉄塔付近から伸びている稜線に達する。

右に折れ植林の境界杭を辿り高みを目指す。紫や赤のテープが現れ、薄暗い植林帯を登る。ボタン雪が舞い始める。山頂も植林帯の中で視界はない。イセ愛山会の黄色のプレートの山頂標識があった。東に開けたところがあったが雪で視界は消えていた。

元来た道を戻り、車のところに戻る。先ほどまで見えていた、霊仙方面の視界は失われていた。比婆山へ行くため北原竜宮・大杉竜王から左の林道を暫く進む。住友鉱山跡を目指すが、ダートの荒れた道で途中で引き返す。大きなヒヨ鳥が三匹、道路の真中で餌を突っついていた。林道を降りるに従い、西の琵琶湖側は晴れてきた。

このまま帰るには少し物足りないので、柏原の清滝山に登って行く。柏原手前でR21を左に折れ徳源寺の案内に従う。駐車場に車を停め出発する。

梅の花が咲く参道を進む。橋を渡ると清滝神社。登山道の標識や宮の上標高192Mの標識も現れる。大岩あたりから広い道が狭くなり雨が振り出す。雨具を着装するのは久しぶりである。気温が低いようで霙状の雨となった。

急坂となるが、足元にはショウジョウバカマが咲いている。登り詰めた鞍部が調子口で霧の中から柏原の集落が望まれた。稜線の道となり、雨もあがる。琵琶湖の湖面が西日に光っている。道路脇に白い花を見掛ける。

ひと登りすると山頂の一角に達し、NHKのアンテナ施設が目に飛び込んでくる。伊吹山は山頂部に雲が掛かっている。三合目付近は雪はないが五合目より上にはまだシッカリ雪が付いていた。山頂には火点場があり丸い土手で囲まれた穴の中には燃やされた木が残っていた。当初霧で閉ざされていた東側も関ヶ原から濃尾平野の眺望も開けた。南の霊仙は生憎霧が掛かっていたが、この辺りを俯瞰するには格好の場所であった。帰路も調子口からの下りは雨となった。

三重側に入ると路面が乾いており、本日は気象条件の良くない地域を選択しまったようだった。


男鬼山・清滝山の草花

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