小谷

小谷
小谷

【日 時】2002年 4月 6日(土)
【天 候】曇りのち雨
【山 名】小谷(699m)
【山 域】岐阜
【ルート】 (14:30)林道--(16:00)二股--(16:50)林道
【所要時間】2時間20分
【メンバー 】単独


家用を済ませていると、午後になってしまった。この時間から行ける山は限られる。先日登った大立・塔の倉の近くにある小谷ならアプローチも近いので、と、安易に選択する。

車を走らせるが木曽三川公園ではチューリップ祭りが行なわれており渋滞に嵌る。河川敷や堤防には菜の花が一面に咲いている。303号線に入りトンネルを抜けて右折する。聖心殿への林道に入る。道路脇には、ヤマブキ・ショウジョウバカマ・キケマン・ツツジなどが咲いている。錆びたバスが道路脇にある地点から先は木が道路を塞いで進めない。

ここに車を停め出発する。谷沿いに林道を進む。ジグザグに切られた林道を進み高度を稼ぐ。谷音が近くに聞こえるカーブから薄い踏み跡を辿り谷に降りる。

石が積み上げられた跡が在り、嘗ての生活が偲ばれる。谷には微かな薄い踏み跡はあるが、ツタが生い茂り行く手を阻む。二股に着くが右の谷には本に記述のある滝はない。まだそこまで達していないと悟る。どちらの谷も同じ水量なので奥が深そうな左谷を辿る。石が積み上げられた跡がある。少し登ると、ポツリポツリ雨が降り出したので、今日はここまでとする。

ルートファインディングを要し、それなりの準備が必要な山だと悟る。来た道を辿り、林道に戻る。このまま帰るには時間があるので林道を終点まで散策する。中腹に点在するヤマザクラが春の彩りを伝える。アブラチャンの黄色い芽と緑葉が勢い良く咲いている。ジグザグに登りやや平坦になり、塔の倉の中腹で林道は終わっていた。下方に大立から送電線が伸びていた。


小谷の草花木

囲炉裏村トップページへ      ホームページにもどる