七ヶ岳

七ヶ岳から日光方面
七ヶ岳から日光方面

【日 時】2002年 5月 2日(木)
【天 候】
【山 名】七ヶ岳(1636m)
【山 域】福島(南会津)
【ルート】 (7:30)登山口--(8:05)二股--(9:55)山頂--
(12:00)登山口
【所要時間】4時間30分
【メンバー 】単独


田島の宿は国道沿いにあったが、奥行きのある大きな古い建屋でユックリ睡眠を取ることができた。男鹿岳へは林道が山頂付近まで通っている。南側と北側の林道があり田島からの北側からの林道を考えていた。田島から車を川沿いに走らせると通行止めの案内があった。地図で確認すると、林道は長く上部は残雪もある様子で男鹿岳は諦めることにした。

国道を走らせ七ヶ岳登山口から林道に入る。峠の通行止めの案内や、6月の山開きのノボリがある。山の中腹に残雪があり蛾蛾たる山稜が垣間見られる。川の橋を渡ったところが登山口になっていた。左右に3〜4台の駐車スペースがある。身支度を整え出発する。

左に林道が走り広めの道を進む。すぐに渡渉となる。雪解けで川の水量は多い。二股になる。一本入れる。左の沢は水量が多くすぐ上に大きな滝が見えている。右が平滑沢と判断する。その名の通り綺麗な滑りが続く。沢靴は持ってこなかったが、ヌメリが少なく、水深も浅く、快適に登ることができる。

デブリの残骸を抜け、沢の上部に達すると沢は雪で埋まっていた。水流の部分を避けて登る。厳しい登りになるので先が心配になる。尾根の取り付きのペンキマークを発見する。赤布を拾いながら雪道を辿る。登山道は左に捲きながら高度を上げる。
平滑沢 雪で埋まった沢
平滑沢
雪で埋まった沢
雪の無い夏道も現れホッとする。しかし、斜度は増すばかりで岩場にはロープも現れる。大岩が現れ、左の捲道をひと登りすると山頂の稜線に出て針生からの道と出会う。

視界は素晴らしく荒海山や日光・那須・男鹿・飯豊の連嶺などが望まれました。男鹿の山頂部には道路が走っていたが雪がある様子だった。飯豊の山々はまだ真っ白だった。山頂には一等三角点と山頂標識があった。七ヶ岳の他の峰には行かず。

来た道を戻る。人気の山の様子で数組の登山者と出会う。雪道は問題ないが、平滑沢は注意を払いながら下る。途中の水辺には水芭蕉が咲いていた。車のところに戻る。
来し方と男鹿方面 山頂
来し方と男鹿方面
山頂
山王峠を越え男鹿川沿いの林道を辿るがここでもネイチャー??というところにゲートがあって通行止めになっていた。男鹿岳はヤブっぽそうで雪のある季節の方が良いのではと考えていたが、春先の林道のアプローチが取れないことが分かった。少し情報を収集してから挑戦してみたい。

天気が良いのも明日までの様子で、翌日は尾瀬に行くことにする。片品に宿を取る。


七ヶ岳の草花木

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