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【日 時】 | 2002年 8月15日(木) |
【天 候】 | 晴れ曇り時々一時雨 |
【山 名】 | 富良野岳(1912m)・上ホロカメットク山(1920m) |
【山 域】 | 北海道 十勝 |
【ルート】 |
(7:30)十勝岳温泉--(8:25)富良野・上ホロ分岐--(9:50)稜線分岐-- (10:25)富良野岳山頂--(11:00)三峰山--(12:10)十勝岳分岐-- (12:55)富良野・上ホロ分岐--(14:00)十勝岳温泉 |
【所要時間】 | 6時間30分 |
【メンバー 】 | 単独 |
本日はオプタテシケの予定であった。しかし、いこいの森からの林道はゲートが掛かっており、美幌富士へのゲートの鍵の番号も林野庁に問い合わせたが、お盆で電話に誰も出なかった。白金温泉には何度も入ったが、体調にいまひとつ自信がなかった。起床も遅くなったので富良野岳に向かうことにした。 富良野岳は十勝~大雪の山脈の最南に位置する山で一等三角点の名山でもある。白金温泉にキャンプ張って、十勝岳に登った事があり、この辺りの地形の概略は理解していた。車を走らせ十勝岳温泉に向かう。車道終点は大きな駐車場になっていた。 洗濯したいつもの上着とズボンにスパッツを着装する。入林届に記帳し、出発する。三段山の分岐を左に見送り、安政火口分岐までは観光客用の平坦な広めの道が続く。辺りの山はスッキリ見えるが富良野岳には絶えず雲が掛かっている。前方に赤茶けた大きな火口壁が望まれる。谷に降り安政火口分岐を左に見送る。 山腹を捲きながら岩の混じる緩やかな坂を登る。人気のコースで足の速い人が追い越して行く。1時間ほどで上ホロカメトックとの分岐に着き、休憩する。 単調そうな山腹の捲き道であるが、イワギキョウなど高山植物も現れ、気分を和ませる。下方を見ると池塘や、十勝岳温泉の建物が望まれる。1時間程で稜線に達する。これから縦走に向かうのか、縦走を終えたのか大きなザックがある。富良野岳に登り終えて意気揚揚と、上ホロに向かう軽装な人もいる。
山頂からの眺めは素晴らしい。北側は山腹から噴煙を揚げる十勝岳、そこから東に下ホロ。東側は広大な原生林が広がり、南には前富良野岳、西は富良野の盆地が広がる。少憩の後、時間も体調も行けそうなので上ホロに向かう。
三峰山への鞍部のルート上でキタキツネがこちらを窺っている。近くに巣でもあるのだろか、しきりにこちらの気を惹こうとする。一旦ルートから離れるがピーク付近でまた顔を会わせ驚く。三峰山のピークでも雨具に着替えた人がいた。大きな荷物で美瑛富士の避難小屋まで縦走の予定で、「これで全て繋がることになる」と言っていた。 風雨で数十Mほど視界の中を黙々とピークを目指す。分岐を過ぎ上ホロカメトックに達する。雨で数十Mの視界で直ぐに分岐まで戻る。分岐まで来ると雨は止み、視界も効くようになる。富良野岳方面はスッキリ晴れるが、十勝岳方面は雲の中になる。天狗岩で暫く待ったが晴れる様子はないので下山する。 上ホロ・富良野の分岐で一憩していると三峰山手前で会った二人の若者が追い越して行った。人気のコースで沢山の人が入山しており、午後の時間になってもまだまだ登ってくる人がいた。安政火口分岐の溜まり水で靴のドロを落とす。 車のところに戻り、吹上の露天風呂に入る。ライダーなど人が多く、ユッタリした気持ちにならない。 上富良野から道道71で芦別に入り、R452を南下し、夕張の宿に着く。盆踊りをしていたが小雨が降り、屋台の提灯が寂しげだった。 |
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