萩原御前山

萩原御前山
萩原御前山

【日 時】2002年 9月22日(日)
【天 候】曇り
【山 名】萩原御前山(1646m)
【山 域】岐阜
【ルート】 (12:05)登山口--(13:40)八合目--
(14:20)萩原御前山--(16:25)登山口
【所要時間】4時間20分
【メンバー 】単独


萩原御前山は岐阜県下呂の萩原町にある山で御岳の眺望に優れている。この辺りは下呂御前山・白草山・小秀山に登ったことがある。

朝起きてみると、咳きはあったが熱はなく出かける。昨日デジカメをなくしたので家内のを使用する。三川公園では、レガッタ競技がある様子で沢山の車が河川敷に駐車していた。岐阜羽島から高速に乗るが連休でやや渋滞気味であった。中津川で高速を降り、下呂を目指す。下呂からR41に入り萩原駅へ。駅、東の踏切に萩原御前山の看板があり、この案内標識に従う。舗装された広域林道を暫く走らせると、車が2〜3台駐車している。天候は高曇りで山頂付近には雲が掛かっていた。ここに駐車すべきか迷ったが、道路左に登山口まで1Kの案内がある。ダート道を暫く走らせ林道終点に駐車する。ここにも車が2〜3台駐車している。到着は12時になっていた。

身支度を整え出発する。山頂まで2.5K、3時間。屏風岩まで2時間の標識がある。谷の水が透き通っている。橋を渡る。植林帯を進むとまた橋がある。水洞口コースとの分岐のようだが、御前山の標識はそちらにはない。
苔蒸す谷 屏風岩
苔蒸す谷
屏風岩
植林帯を進む。道は主に川沿いの左岸に付けられている。フト後ろを振り返ると女性が勢い良く登ってくる。「5時までに降りられるか」と聞かれる。道を譲ると後から仲間が息をしながら登ってくる。谷の清流に、シダが茂り、岩には苔が蒸し、日本庭園の様相となる。追い越して行った女性組が休んでいる。標高と山頂までの距離が記された、六合目の石柱が現れる。左岸の高捲き道を進む。七合目の石柱を暫く行くと左に屏風岩が現れる。また谷沿いの道となり、傾斜がキツクなる。数組の下山者と行き交う。八合目で一本入れる。

九合目まで距離が短く感じる。水音が途切れ、笹の中をジグザグを切りながら登っていく。稜線に出るが霧が掛かり視界は利かない。傾斜が緩み暫く進むと山頂に達する。
九合目付近 山頂
九合目付近
山頂
大岩に赤い祠が乗っている。一縷の期待があったが霧が走り視界は全く無い。上村神社コースの古びた標識がある。色杭の真新しい山頂標識と一等三角点の傍らで休憩する。先の女性組が登って来る。写真を頼まれる。

そそくさと山頂をあとにし、来た道を戻る。登りではシッカリ眺めなかった屏風岩をユックリ望む。苔の混じる岩に注意しながら足を運ぶ。登山口に戻ると車は掃け、私の車のみとなっていた。

大相撲のラジオを聞きながら帰途に就く。恵那峡に掛かる橋で笠置山に夕焼けが見事に見えた。


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