蓼科山

蓼科山
蓼科山

【日 時】2002年10月 5日(土)
【天 候】晴れ
【山 名】蓼科山(2530m)
【山 域】長野
【ルート】 (9:45)大河原峠--(11:10)蓼科山荘--(12:05)蓼科山山頂(13:15)--
(13:55)蓼科山荘--(15:05)大河原峠
【所要時間】5時間20分
【メンバー 】4人


久々に、友人との山行である。なるべくイージーな登山をということで蓼科山に行くことにする。

木曽川沿いのクレール平田に6:00に集合しA氏の車に乗り込む。川には霧が発ち込んでいた。岐阜羽島から高速に乗り、諏訪ICで降りる。茅野市を通り、R152を走らせ白樺湖から女神湖を目指す。蓼科山が時折、山の間から望まれる。女神湖のリフトの横の信号を真直ぐ進み林道に入る。ビーナスラインも無料化になり道路中央にある料金徴収施設には人はいない。カーブを切りながら高度を稼ぐ。七合目手前の展示施設でトイレ休憩をとる。七合目登山口の二つの駐車場は車で一杯だった。先に進むが、若干下り気味になる。緩やかに登り掛かるころ、車で一杯になった大河原峠が目に入る。紅葉が真っ盛りだが朝の光の加減で今ひとつ鮮やかには見えない。大河原峠はバスも入り、車と人で溢れていた。

我々の駐車して駐車スペースも一杯になった。峠には山荘やトイレなどがあった。集団登山があるようで、マイクでチーム分けなどの案内をしていた。団体が出る前に出発する。

大河原山荘脇を抜けると標識がある。シラビソなどモミ系の針葉樹林の中には笹が茂っており、その中を登山道が走っている。ゴロゴロする石の混じる道で、歩きにくい急道になる。朝早くT氏の動きが少しオボつかなかったので、念のため30分歩いたところで休憩。大きな荷物を担いだグループが足早に追い越していく。

急坂をひとのぼりすると平坦な道になる。立ち枯れ帯が時々現れ、目指す蓼科山が垣間見られる。平坦な道で、各人の歩も進む。若干、下り気味に進み、赤谷からの道と出会う。常緑樹の中に紅葉した木が多くなる。沢山の人が山頂付近の岩場を登っているのが目に入る。蓼科荘に到着する。七合目からの道と出会い人も俄然、多くなる。一服する。
大河原峠 立ち枯れ
大河原峠
立ち枯れ
ゴロゴロとした大きな岩の混じる急登となり、下山者も多くなる。ひと登りして振り返ると横岳から二子山までの北八つや女神湖から北の展望が開ける。白ペンキで岩に書かれた「山頂まで5分」の文字が現れる。左へ捲きながら進むと山頂ヒュッテが現れる。霞勝ちであるが、八ヶ岳の連峰も望まれる。ゴロゴロした岩の広い頂だが、山頂付近は人も多い。ユックリ寛ぐ岩場を探す。麗らかな陽気だが風を避け岩場で昼食となる。

眼前には横岳が聳えているがロープウェイは判別できない。視界は八ヶ岳の連嶺が判かる程度でそれより遠望は利かなかった。山頂ヒュッテに向かう道があるが、食事を摂っている私達の方に登ってくる人もいた。

ユックリした後、山頂を一周する。西に向い、車山・白樺湖の望める円い案内表示板のあるところに立つ。霞のためアルプスなど遠望は全く利かない。山頂には百人以上の人が居るように見えた。意外に若い人が多い。北に向かうと人も少なくなる。苔むした絨毯のような草叢の中に赤いコケモモの実が付いている。一周して山頂ヒュッテで休憩する。
横岳 山頂
横岳
山頂
下山に掛かるがまだまだ登って来る人がいる。撮影モードで蓼科荘でまた休憩する。時間も遅いので天祥寺原には行かない。来た道を戻る。平坦な道だが長く感じる。大河原峠まで一気に下り車のところに戻る。駐車スペースはまだ一杯だった。

帰路に就く。麓は落葉樹が多く、紅葉は見頃であった。紅葉に見惚れていたら左折ポイントを見逃し北に向かってしまう。暫く走って間違っていることに気付く。引き返し「白樺湖」の標識に従う。ひと山越えると、蓼科山が現れ、かなり北に行ってしまったことを認識する。女神湖の信号まで戻り、来た道に辿り着く。


蓼科山の草花木

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