水谷岳

水谷岳
水谷岳

【日 時】2002年10月 5日(土)
【天 候】晴れ
【山 名】水谷岳(990m)
【山 域】滋賀【鈴鹿】
【ルート】 (12:30)車止め--(13:25)R167鉄塔--(14:20)水呑岳--
(15:15)水谷岳--(16:05)水呑岳--(16:40)R167鉄塔--
(17:20)車止め
【所要時間】4時間50分
【メンバー 】単独


週末は連休になり遠出する予定だったが、前日の人間ドックで体調がイマイチ。家内も三連休だが仕事があるとのことで、今シーズンの鈴鹿の目標としていた水谷岳(カクレグラ)に出かける。主脈から外れてはいるが、永源寺湖の佐目集落の背後から競りあがっている山である。

10時頃家を出る。先々週まで彩っていた田園のマンジュシャゲはもう咲いていない。石グレ峠は車が溢れていた。永源寺湖の湖面が見え始める。橋を渡り、最初の小さな谷に巡視路の黄色い標識があったが、これは黒尾山へのルートだった。佐目子谷に掛かる大きな赤い橋を渡ったところを左折すると車止めになる。ショベル車のあるスペースに車を停め、身支度を整え出発する。

車止めの右にR168、R169と書かれた黄色い巡視路の標識がある。植林帯の中の細い踏み跡を辿る。先が円盤の草刈機を携えた人が降りて来る。「今から、登山かね」と声を掛けられる。暫く進むとR168、R167の分岐になる。右折し、薄い踏み跡を辿る。苔むした石が積まれ、嘗ての作業を偲ばせる。暫く進むとトレースも途切れるが、右上方に開いた空間がある。その方向に向かうと、R167の送電鉄塔の下部に出る。永源寺ダムのダム湖や堰堤が眼下に広がる。
巡視路標識 送電路
巡視路標識
送電路
ここからはハッキリした踏み跡になる。急坂を登ると2路走る送電路の上部(南部)に出る。少し登り右折し山腹を横切る。R166を右に見て植林帯の登りになる。バー状のアンテナ施設を右に見る。ひと登りで稜線に達する。平坦な道となるが、ススキなどが覆い被さっている。人が殆ど入らないせいか、クモの巣が顔に掛かる。クモの巣を払いながら水呑山の取り付きに掛かる。ススキに所々イバラが混じる。水呑山の案内標識は見つからなかった。水谷岳の前衛峰や黒尾山から銚子ヶ口への稜線が望まれる。
永源寺湖 銚子ヶ口
永源寺湖
銚子ヶ口
少し下り、鞍部に達する。植林の急坂となる。ひと登りで稜線に達し、林相が二次林と変化する。若干アップダウンのあるカンフェルトの混じる稜線の道となる。快適に進み、薄暗い二次林を抜けると切り開きの山頂に達する。南東の眺望が得られ雨乞・イブネ・クラシ・大峠から銚子ヶ口のユッタリした稜線が望まれる。二等三角点や山頂標識などがある。時間も遅いので早々に山頂を後にする。

ピークからの下りで道を失うが、何とか水呑岳まで戻る。佐目集落へのルートを選択するか迷ったが、日暮れも迫っているので来た道を戻る。R167の鉄塔まで戻り一息入れる。
前衛峰 雨乞方面
前衛峰
雨乞方面
心配していた鉄塔下部の植林帯でも道を失う。佐目子谷方面に進み、R168の巡視路に出て、元来た道に出会う。車のところに戻る頃、日没となった。


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