週末の天気は大荒れになるとの予報だった。土曜は太平洋側の低気圧と日本海の低気圧が北東に進んで一つになり日曜は西高東低の冬型の気圧配置になるとの予報であった。最近腰痛ぎみなので、簡単な低山を考える。雲の移動の狭間を見て伊吹山の西の麓にある小谷山に出掛ける。山麓に小谷城跡を配す、この山は歴史的な興味もある。
今にも泣き出しそうな空模様の中を出発する。三重側ではポツリポツリ降り出していた雨も、伊吹広域道に入ると治まった。小谷城跡の案内が道路脇に現れ、適当に右折する。ラーメン屋の右手の道を進む。舗装されたスカイライン道で高度を稼ぐ。道路終点前に広場がありここに車を停める。
身支度を整え出発する。道路終点には車止めがあり、タクシーが、降りて来る人を待っている。ここから山道となる。良く整備された道を進む。伊吹山の展望所がある。小金色になった平野部はよく見えるが、山頂部には雲が掛かり眺望はイマイチである。
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案内板 | 伊吹山方面 |
本丸跡から、城跡が続く。樹間の広い大きな落葉樹の中を進む。紅葉には少し早いようだ。中丸、京極丸、山王丸など城跡跡地は意外に大きい。山王丸から目指す小谷山が望まれる。
少し下り、暫く進むと清水谷からの道と出会う。頂上までxxxmと書かれた白杭が50m毎に現れる。木の階段の急坂になる。ひとピーク登ると、登って来た山王丸への稜線が見える。さらに階段が続く。山頂前に、大嶽城の案内板がある。
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山王丸 | 小谷山 |
山頂も城跡の様子で、平坦で広く丸くなっている。ここも落葉樹が大きく成長していた。三角点を確認し、一服しようと腰を下ろす。心配していた雨が落ちてきた。上の雨具を着込み下山に掛かる。
分岐付近で傘を持った人が登ってくる。城跡でも2組の人と出会う。車のところに戻ると待っていたかのように大粒の雨が降ってきた。もう一山考えていた、呉枯の峰山はアッサリ諦める。
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