ベンケイ

ベンケイ途中のカヤトから
ベンケイ途中のカヤトから

【日 時】2002年10月27日(日)
【天 候】
【山 名】ベンケイ(762m)
【山 域】滋賀
【ルート】 (13:55)惣玉神社--(15:15)ベンケイ--(16:40)惣玉神社
【所要時間】2時間45分
【メンバー 】単独


予報通り完全な冬型の気圧配置となり、風の強い晴天となった。家の用を済ませていると昼になってしまった。この時間からの山ということで、鈴鹿南部のベンケイに出掛けることにする。

湯ノ山からR303を西に走らせる。亀山からR1に入り猪鼻を右折。黒川を過ぎ黒滝の案内に従う。能登ヶ峰の時この集落に来たことはある。川を渡り、惣玉神社横に車を停める。身支度を整え出発。

門を潜り、境内に入る右に弁慶山2.0H、船岩2.5Hの標識がある。これが道かと思われるがすぐにハッキリした道になる。笹と植林の急坂を登る。荒れた植林の道を左に折れる。左に開けた金網沿いの道となる。眼下に黒滝の集落、対岸に能登ヶ峰の中腹の伐採地が望まれる。
惣玉神社 黒滝集落と能登ヶ峰
惣玉神社
黒滝集落と能登ヶ峰
又、暗い植林の中を進む。ピンク色のテープが導く。急坂を登ると、また金網が現れる。テープは真直ぐに進み、今度は一旦、金網の中に入り、出るルートになっている。対岸には能登ヶ峰の全容が望まれる。

再度、植林の暗い道となる。急坂を登る。前方に開けたカヤトが現れ、その周りには金網が張られている。目指すベンケイの山容がチラリと見える。金網に沿って進む。東側の眺望が開け、錫杖ヶ岳や明星ヶ岳が望まれる。

二次林を抜けると、少し下り、痩せた尾根を乗り越す。木の間から御所平の南の山が高く望まれる。手や顔に当る風が寒く感じられる。暗い植林帯を黙々と登り、山頂に達する。

山頂も暗い植林帯の中で視界は無い。三角点と山頂標識をカメラに収める。テープにマジックで御所平、林道終点→マークが書かれている。簡単に食料を補給し帰路に就く。
植林帯 ベンケイ山頂
植林帯
ベンケイ山頂
カヤトのところからの降り口に神経を使う。中間の金網の手前でシカの鳴声を聞く。車のところに戻る。

偵察のため集落から川沿いに進み、御所平の取り付きを確認する。帰りは鈴鹿スカイラインのルートで帰る。武平峠を越えると、伊勢湾岸の街の灯が広がる。陽が落ちるのが早く、風も冷たく感じた。今年は未だ紅葉を見ずである。


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