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【日 時】 | 2002年11月 2日(土) |
【天 候】 | 晴 |
【山 名】 | 髻ヶ岳(779m) |
【山 域】 | 三重 |
【ルート】 | (14:20)メナード青山--(15:05)髻ヶ岳--(15:55)メナード青山 |
【所要時間】 | 1時間35分 |
【メンバー 】 | 単独 |
家内の実家を訪問する。用を済ませ、赤目・曽爾のエリアマップで近くの山を調べる。メナード青山の西北にある髻ヶ岳(もとどりがたけ)に出掛けることにする。 一志から車を走らせる。青山高原の風車施設が見える。以前訪れた時は五機だったが、今は二十数機はあるようだ。家城から県道28に入る。布引峠のメナード青山を訪れるのは初めてである。ホテルやパターゴルフなど今風のアミューズメント施設があった。大きく丸い尼が岳も望まれる。髻ヶ岳への登山口を探したがそようなものは無いようだった。自然探索施設の横に道が上がっているのでその道を辿ることにする。身支度を整え出発する。
赤テープも現れる。少し下り、左にクランク気味に曲がる。暗い植林帯だが上に行くほど踏み跡はハッキリする。岩の立ち木に赤テープが巻かれている。ひと斜面登ると明かりるいところに出る。車も走れるほどの道が通っていた。マーカを付ける。 あまり使われていない様子だがこの道を辿る。ピークを右に見ながら大きく反対側まで回りこむ。「髻ヶ岳山頂」と書かれた標識が現れる。ひと登りで山頂に達する。 今までとは打って変わり、馬酔木の開けた明るい山頂だった。東側は伊勢湾・香良洲のドッグなど津の南部の街が望まれる。南部は矢頭山や白猪山、北部は経が峰や青山高原の風車施設が望まれた。西に廻ると尼が岳・大洞山、修験業山・栗の木岳など曽爾・高見山地の山々が西日を浴びていた。
髻(もとどり)とは頭髪を束ねたもののこと。飛鳥(あすか)時代・奈良時代には中国文化が輸入されて、冠によって身分の上下を示すようになった。そのため冠をかぶるのに便利な髪型として髻が考え出され「冠下の一髻」(かんむりしたのいっきつ」、別の名を冠下の髻(かんむりしたのもとどり)として男子の間に結ばれた。 |