むね山

むね山
むね山

【日 時】2002年11月 4日(月)
【天 候】曇りのち雪
【山 名】むね山(905m)
【山 域】岐阜
【ルート】 (12:55)林道終点--(13:30)稜線--(14:40)古ヶ池--
(15:00)むね山--(16:40)林道終点
【所要時間】3時間45分
【メンバー 】単独


本日も北風の強い一日になるとの予報であった。久しぶりに北に向うことにする。小島山に北に位置する「むね山」に出かける。

長良川右岸から揖斐川右岸の堤防の道を走らせる。伊吹山の山頂付近や小津権現山には雪が付いている。目指す小島山やむね山方面も雪雲が飛んできているようだ。六合から上ヶ流の林道を走らせる。津島神社・上ヶ流を過ぎると通行止めの案内がありショベル車が作業していた。県道の六合まで降り、高橋渓谷に入る。舗装されているが道幅が狭く片側は川になっており、神経を使う。幸いにも対向車はなく、上ヶ流からの道と合流する。暫く走ると谷山の廃村に入る。荒れ気味の道を暫く進み、林道終点に達する。案内を読み直すと津島神社から右折すると林道があるとの記述があるが、ここまで来てしまっては後の祭りである。

身支度を整え、山勘で適当に歩き始める。少し進むと黄色い中電のR89・R90の送電路の案内がある。R90の方向に向かう。谷沿いの薄い踏み跡を辿るとワサビ田が現れ驚く。崩れた所もあるが、石でシッカリ囲われた所もあり、人の手が入っているように思えた。踏み跡のない植林帯の薄暗い谷を暫く遡行する。R91の送電標識が現れ、ハッキリした踏み跡になる。硬いゴムの階段を登るとテープなども現れ稜線に出る。一服する。
ワサビ田 植林帯
ワサビ田
植林帯
二次林となり暫く進むと鉄塔下に出る。北西に展望が開ける。北に見える高い山は鍋倉山だろうか。少し登ると桧の幼木の植林帯になる。ここの植林は大きな自然木を間隔をおいて残している。二次林と植林の境目を進む。

ピークのようなところに達するがこの辺りから踏み跡が薄くなる。稜線を外さないように歩き易いところを選んで進む。植林と二次林が交錯する。小さなピークを幾つか越える。再度、ハッキリした踏み跡になり、暫く進むと左に池が見える。むね山の北側にある古ヶ池であった。落ち葉で覆われた池に、気持ちが和み撮影タイムとなる。

ピークを捲くように進むと右が大きな伐採地になる。平坦な道を進むと「むね山」らしいこんもりとした高みが木の間から望まれる。取り付き辺りまで行くが、案内らしいものはなく、適当に高い方を目指して登る。少し登るとテープが現れる。稜線に黄色いプレートが現れるが山頂はもう少し先だった。二等三角点の山頂に達したが、強い風が吹き上がりそそくさと山頂を後にする。
送電路 山頂
送電路
山頂
分岐から少し行った風の弱いところで一服する。来た道を戻る。途中、四等三角点を見る。幼木の植林帯では雪も本格的になり、視界も失われる。手袋など冬装備になる。植林帯・ワサビ田は暗くなる前に通過することができた。車の所に戻る。

高橋渓谷入口まで細い道を通過する。平野部に出るとカラリと晴れていた。雪は北面の山間部だったようだ。それにしても今年の冬は早いと実感した。


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