都介野岳・貝ヶ平山・香酔山・高城山・袴ヶ岳(敗退)

高城山から貝ヶ平山方面
高城山から貝ヶ平山方面

【日 時】2002年11月10日(日)
【天 候】
【山 名】都介野岳(631m)・貝ヶ平山(822m)・香酔山(799m)・ 高城山(810m)・袴ヶ岳(816m)
【山 域】奈良
【ルート】 (10:30)林道--(10:55)都介野岳--(11:05)林道==(11:25)三陵墓古墳==
(11:45)林道--(12:10)貝ヶ平山--(12:30)峠降口--
(12:45)貝ヶ平山--(13:10)林道==
(14:00)林道--(14:30)高城山--(15:05)林道
【所要時間】35分・1時間25分・1時間5分
【メンバー 】単独


昨日の疲れもあってグッスリ寝込んでしまった。本日は大峰方面に出掛けるつもりでいたが、近くの都祁付近の山を目指す。

8:30頃、家を出る。鈴鹿は武平峠あたりより上部は雪が付いている。船やダムには喫水線という言葉はあるが、山に喫雪線という言葉はあるのだろうか。高速からR24に入り針ICで降りる。都介野岳への入り口が判らず、行き過ぎてしまう。南白石まで戻り左折する。車をユックリ走らせると都介野岳と三陵墓古墳の標識が目に飛ぶこむ。左折し、田圃の脇道を進む。都介野岳の案内標識を見るがそのまま道の終点まで車を進める。

笹の生い茂る道であったが、標高も低く、藪も大した事はないと見越し、ここに車を置いて出発する。溜池を左に見て、植林帯の笹の道を進む。ひと登りして左に曲がり、藪を抜けると案内のあった下からの道に出る。車も通れる道で標識通りに来れば良かったと悔やむ。コンクリートの緩い階段を進む。標識がありここで左折する。

階段の一気の登りとなる。麓の道路を走るオートバイのバリバリという音が聞こえる。ひと登り山頂に達する。2つ建物がある。西に開けて鳥瞰図があるが、木立で見通しは利かない。この山の登路はこの道しかないようだった。下山に掛かるが、夫婦連れが登ってきた。車のところに戻る。1時間も掛からない登山であった。

三陵墓古墳に行ってみる。小高いところに展望所があり、周辺の古墳塚が見渡せる。車に戻る。
都介野岳山頂 三陵墓古墳から都介野岳方面
都介野岳山頂
三陵墓古墳から都介野岳方面
貝ヶ平のバス停をから林道に入る。枝道が沢山あり判りにくいが、基本的には真直ぐ道なりに進むと墓のある開けたところに出て車を停める。

少し戻ると「K7」と書かれた標識があり、山道が上がっている。暗い植林帯の谷のような急坂を登る。明るい陽が指すところに出て、少し進むと傾斜が緩む。頂の一角に出て少し行くと三角点の山頂に達する。植林の中で視界は利かない。風が強く先客の単独行がウェアを着込んでいる。榛原から来た人で香酔山は何処かと尋ねると少し下った左にあると答える。私が西側から登って来たので何処から来たのかと聞かれる。

言われた通り、急坂を下り左に曲がったところは十数人の団体に占拠されていた。太陽の当る日溜りで昼食の最中だった。地図を見比べてもこの山が香酔山とは思われないのでもう少し下ってみる。概ね植林帯だが戒場山と大和富士が望まれるところがある。ニ十分程進むと一気の下りとなったので、ここまでで引返す。帰路、団体のいたところに小さな香酔山の標識があった。貝ヶ平山を越え車のところに戻る。

時間もあるので、高城山に行く。以前、三郎ヶ岳には登ったが高城山まで足を伸ばしていない。榛原からR369に入り、高井から仏隆寺に向かう。仏隆寺からは室生峠への散策路があるようで、カラト山などおもしろそうな山も見える。狭い道を走らせ登山口に達する。

人気の山で下山者も見かける。木の階段の混じる植林帯の急な登りとなる。山頂近くで団体の下山グループを行き交う。
貝ヶ平山 袴ヶ岳方面
貝ヶ平山
袴ヶ岳方面
山頂は本日の山で一番の眺望が得られた。鳥瞰図があり、先程登った貝ヶ平山、大和富士なども望まれる。西の対面にある龍門山から経ヶ塚の山並みが存在感を感じさせる。大台・大峰方面は靄で山並がハッキリせず、高見山には雲が掛かっていた。近くの三郎ヶ岳は木立で見えない。麓から拡声器の声が聞こえる。車のところに戻る。

道を先に進み、袴ヶ岳を目指す。諸木野から伊勢本街道を進む。途中、袴ヶ岳方面に一気に登る道があったのでこの道を辿る。林作業用の道で傾斜が強く、荒れていた。登り詰めたところで車から降り、歩いてみるが登山の道はない様子だった。

一旦下り、伊勢本街道の終点まで行って見る。終点手前に小さな袴ヶ岳への標識があったが、本日はここまでとする。

R369を走らせ、御杖廻りで、一志経由で久居の病院に立ち寄り、帰途に就く。


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