白髪山

白髪山
白髪山

【日 時】2002年11月17日(日)
【天 候】晴れ
【山 名】白髪山(940m)
【山 域】奈良
【ルート】 (13:45)登山口--(14:50)白髪山--(16:20)登山口
【所要時間】2時間35分
【メンバー 】単独


前日の山行で疲れが残っていたようで、グッスリ寝込む。家内は前日から実父の看病のため病院で付き添いをしている。家の用を済ませ、久居の病院で家内に食料を届ける。この時点で12:00。

本日は高見山系・三峰山の西にある白髪岳を目指す。R157から大仰の橋を渡り、県道に入る。三杉から道なりに走り、R369に出る。伊勢興津を通過し、御杖村に入る。御杖役場の標識に従い、川の左岸を遡る。不動滝の案内板の意味が判らずそのまま真直ぐに進んでしまう。途中、林作業らしい車を見掛けるが、そのまま進むと、急な坂を登り、行き止まりとなる。そこから道らしいものは無い。地図を再確認し、不動滝の案内まで戻る。案内板自身が矢印の形となっていた。細い橋を渡る。道は奥に行くほど荒れた様相となる。木が邪魔だったので、終点手前に車を停め、身支度を整え出発する。

不動滝と白髪峠の案内がある。苔の橋を渡ると、踏み跡の薄い、藪っぽい捲き道となる。藪を抜けると小川の流れるところに出る。山に登っているいる方向と、川に掛かる木の橋がある方向に明瞭な踏み跡がある。躊躇なく、山に登る方向を進む。

植林帯の中をジグザグに電光を切りながら進む。少し登ると左に山腹を捲くような道となる。違和感を感じながらもドンドン先に進む。稜線のようなところに出るが道は下っているので、踏み跡はないが右のピークに登ってみる。右に曲がり、先にもう少し高度のありそうなピークがあった。行ってみると明瞭な踏み跡が走っていた。自然林も混じる道を高みに進むと「白髪山 940M」のプレートが掛かったピークに出る。どうやら白髪峠と三峰の間にピークに登ってしまったようだ。
紅葉 大台方面
紅葉
大台方面
山頂をカメラに収める。自然林の木立で視界は利かない。ここが地図の中間のピークとは合点が行かず、白髪峠まで行ってみるつもりで適当に高い方向を目指す。自然林の混じる緩やかで快適な稜線を2〜3ピークを越え、高度を上げる。ピークの端に達したところに白髪峠と三峰山の標識があり、私の考えていた方向が逆であることを知る。私は西に向かっているつもりであったが、三峰山に向かっていたのであった。三峰山の平坦な山頂が木の間から望まれた。

白髪山まで戻り、白髪峠方向へ進むが一気に下っている。視界の開けるところで高見山方面をカメラに収め、ここで、引き返す。そのまま左下に下れば、来た道に出会うと思われたが、時間も遅いので来た道を忠実に辿る。案の定、山腹を捲く道は山陵と平行に走っていた。

植林帯を下り小川のところまで戻り、白髪峠へのルートはこの橋を渡るのだと認識する。藪を抜け不動滝へ少し遡行するが、水量も少なそうで諦める。

大仰で家内の母を載せ、病院まで同乗してもらう。付き添いを交代し、家内は帰宅し、温泉で寛ぐ。


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