呉枯の峰

呉枯の峰
呉枯の峰

【日 時】2002年12月 1日(日)
【天 候】曇り時々晴
【山 名】呉枯の峰(531m)
【山 域】滋賀
【ルート】 (12:25)坂口登山口--(13:00)菅山寺、ウッディーパル分岐--(13:50)呉枯の峰--
(14:20)菅山寺、ウッディーパル分岐--(15:00)菅山寺、ウッディーパル分岐--(15:30)坂口登山口
【所要時間】3時間 5分
【メンバー 】単独


本日は北の方が天候は良いとの予報だった。関ヶ原から北の方のハイキングとする。七尾山に登るつもりで出掛ける。今荘ぶどう園の先の伊吹広域農道のバックミラーのあるところを探したが登り口がどうもよく判らない。諦め、木の本の「呉枯の峰」に変更する。R368を真直ぐに進み伊香高校の前の道を東に進むが登山口らしいものはない。案内書を見直し坂口登山口を目指す。街中を抜けR368に入り坂口の集落にある菅山寺の案内に従う。赤い鳥居を潜り、北陸道の随道を抜けたところの道路脇に駐車する。身支度を整え出発。

少し登ると小さな社がある。落ち葉の敷き詰めた広い参道を進む。急なところは少なく徐々に高度を上げる。高速道路から車の通過する音が絶え間なく聞こえる。道路脇の小さな地蔵さんが迎えてくれるが、首のないものもある。菅山寺まであと1K付近にレリーフ状の石像がある。この辺りから下からの騒音も消え、静かな歩行が楽しめる。暫く進むと、菅山寺、ウッディーパル余呉からの道と合流する。
分岐から 山頂
分岐から
山頂
木の本から南西側の眺望が開け、道路標識と座りテーブルも設置されている。一服する。菅山寺への道は一気に下っているので帰りに立ち寄ることにする。腰をあげたところ、ウッディーパル余呉ルートから3匹の子犬が群ってきた。飼い主は菅山寺に下っていった。呉枯の峰まで1Kの標識に従う。

若干アップダウンはあるが概ね平坦な道である。冬枯れ状態で道は落ち葉に覆われている。辺りは自然林の木立で眺望はない。田上山公園へのルートを右に見送るところに山頂まで200Mの標識があった。山頂の一角に達し、植林帯の平坦な道を進む。一等三角点と標識が無ければ通り過ごしてしまいそうな山頂だった。植林の中で眺望は全く無い。ザックを置いて空身で先に進んで見るが眺望の利く開けたところはなかった。

山頂まで戻り来た道を戻る。殆ど空身の4人が登ってくる。分岐まで戻る。一服し羊羹を食べる。

菅山寺に行ってみる。一気の下りとなり、帰りの余力を考えながら下る。大きく左に曲がったところから下方に寺の屋根が見える。下り着いたところに東海自然道の案内杭がある。
本堂 木の本の市街地
本堂
木の本の市街地
右に曲がり下る。周遊の散策道になっている。大きな朱雀池の中には蓮の花が浮んでいる。訪れる人もなく、辺りは静まり却っている。補修中なのか近江天満宮は白い布のようなものが建物を取り包んでいた。苔むした石段を登ると立派な本堂が迎えてくれる。傍らの鐘楼はどのような音色を出すのだろうか。本堂裏に進み、ひと登りすると、先代住職の墓がある。左に折れ、欅の山門を中に進むと、菅山寺自然園の看板がある。下を見ると銀杏の葉が一面に敷き詰められていた。護摩堂も改装中か冬囲いの装いであった。散策はここまでとする。

分岐までの登り返しは、それ程には感じなかった。一服入れ、来た道を帰る。車のところに戻る。大箕山の大鳥居、木の本の市街地をカメラに収め帰途に就く。日没4時45分。


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