餅つきと街道歩きを済ませる。中国地方の山行に出掛ける予定だったが、親類の訃報が入り、29日からの出発となる。東名阪を亀山で降り、R1を走らせ栗東から高速に乗る。渋滞は無く中国道に入る。高速道近くの山を調べ七種山を選択する。高速を福崎で降り、谷沿いに車を走らせる。山門のような鳥居を左に見る。林道終点に車を停める。
身支度を整え出発する。谷沿いの道となり、滝の案内が出てくるが水量が少ない。急な石の階段の道を進むと左に大きな岩壁が現れる。七種の大滝だがここも水量が少ない。石の階段を登って行くと七種神社が現れる。大滝の全容を見渡すことができる。
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七種の大滝 | 七種神社 |
神社の裏手から七種山山頂への道が続いている。さらに急坂となり、大滝の上部に出て遊歩道と出会う。潅木帯の中を高度を上げる。木の間から七種山薬師に連なる鋸状の山陵が望まれるようになる。やや平坦になったところを進むと開けた岩場の上に出る。「このすばらしい眺望はあなたへのプレゼントです。」という内容のプレートが掛かっている。その言葉どおり素晴らしい景観が広がる。七種山薬師や七種山槍に連なる険しいスカイラインが周りを取り囲み福崎の穏やかな盆地が広がる。
急坂をひと登りすると山頂の一角に出て、雪が現れる。七種山槍・薬師のルートを左に見送ると一投足で山頂に達する。北の視界が開ける。笠岩までは少し時間を要しそうで、つなぎ岩に向かう。岩場は雪が付き氷化していたので、裂けた部分を飛び越すことはできなかった。眺望は素晴らしかったが、同定できる山は一つもなかった。以前登った笠形山や千ヶ峰もよく判らなかった。
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山頂 | 山頂から北部 |
来た道を戻る。時間帯にもよるが、人には出会わなかった。車のところに戻る。福崎から高速に乗り院生で降りる。R171を走らせるが北に行くほど雪が多くなる。奥津温泉に着き、温泉に入り、泉山の登山口で車中泊となる。
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