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【日 時】 | 2003年 1月 2日(木) |
【天 候】 | 晴 |
【山 名】 | 三倉山(702m)・羅漢山(1109m)・東鳳翩山(743m) |
【山 域】 | 広島・山口 |
【ルート】 |
(8:20)登山口--(9:20)八合目--(10:20)Aコース分岐(10:35)--(11:30)登山口== (12:35)登山口--(13:00)羅漢山--(13:20)登山口== (15:35)登山口--(16:30)分岐--(16:40)東鳳翩山--(17:45)登山口 |
【所要時間】 | 3時間10分 45分 2時間10分 |
【メンバー 】 | 単独 |
岩国駅前の宿を出て、R2を走らせ大竹からR186に入る。ダム湖を過ぎると周辺に岩の露出した山が現れる。三倉山の案内標識に従い、R186を右折する。集落に入り、左折し登山口に向かう。Aコースの案内を右に見る。Bコースの案内がありその奥に広場がある。休憩施設の前に3〜4台車があり、その横に車を停める。 晴れとの予報だったが、少し雲が流れている。見上げると三倉山の岩場が望まれる。身支度を整え出発する。Bコースから取り付くがここのトイレは使用できなかった。整備された階段を進むと、キャンプ施設があり、このトイレは使用可だった。直ぐに登り始めるかと考えていたが、常緑樹の木立の中の平坦な道が続く。キャンプ場を抜け、Bコース避難小屋からの繋ぎ道と二度出会う。5合目標識はこの辺りにあった。この辺りから急坂になる。 7合目付近で左にグレイタワーが現れる。御在所の藤内壁とは違った美しさがある。この岩場見物のためのものだろうか、近くの岩場にロープが掛かっている。適当な撮影ポイントもロープを攀じ登る気力もない。8合目の手前で休憩する。
眺望を楽しんで分岐に戻る。少し下り、中岳への登りに掛かる。鎖場があり岩に鉄鋲が打たれ足場を作っている。妙義山の鎖場を彷彿させる。天狗岩に出てひと登りで中岳の鎖場になる。鎖を攀じると展望の岩場となる。先ほど登った朝日岳が望まれ眼下に登山口の施設が望まれる。 夕陽岳に向かう。一旦下り、鎖場を攀じる。夕陽岳からの最後の眺望を楽しむ。 少し下ると避難小屋に着く。ザックをデポし、三角点に向かう。道は二手に分かれ、右のルートを取る。良く踏まれた道で、テープに従う。普通の山道で岩場の道から開放された気持ちになる。ひと登りで三角点の山頂に到着。木立で視界はないが、西から上がってくる踏み跡もある。登って来たのとは違う道で降りる。 避難小屋に戻りAコースで下山に掛かる。七合目付近で本日初めての登山者と行き交う。4合目避難小屋からBコースへ移る。朝のうちぱらついていた雨もあがり青空が見える。3〜4組の登山者と行き交い、広場に戻る。 広場の入口付近に車が6〜7台、休憩場には私の車のみになっていた。振り返れば三倉山の岩壁に陽が当っていた。 山口市の東鳳翩山に登る予定で、R186を北上する。途中、羅漢高原の案内を見かける。「広島県の山」の本を調べると山頂近くまで車で行け、山口へのルートでも峠越えができれば道なりに六日市ICに行けそうだ。R186を羅漢温泉の出会橋で左折する。林道を進むと板押峠辺りから完全な雪道になる。高原の別荘地帯を抜け、生山峠の標識を右に見て更に高度を上げる。前方山頂にドームのような建物が現れ、目指す山頂を認識する。アンテナ施設が左に現れる。先に進むと峠を越え下りとなる。引き返しアンテナ施設のところに車を停める。 本の案内通り施設の端から階段の道が付いていた。スパッツを着装し空身で出発。植林帯の木に雪が付着している。2〜3日前の踏み跡がある。階段状の雪道を暫く登り、植林帯を抜ける。一投足で山頂のドームに到着する。
山頂を後に気分良く車の所に戻る。六日市ICを目指す。峠を越え少し下るとスキー場に出るがリフトは動いていない。更に林道を下っているとカーブの部分でタイヤがスリップした。ブレーキ強く踏むとハンドルが効かず、そのままズルズルと滑り、杉の木にユックリ追突して止まった。ガードレールもなくこの木が無ければと思うとゾッーとする。以後、小刻みにブレーキを掛けながら凍結帯を通過する。集落が現れ、そこから先は安心となる。六日市ICから高速に乗り山口ICで降りる。R262からR9に乗り直ぐに県道に入る。暫く走ると左に池が見え、ニツ堂登山口の標識が現れる。標識に従い1Kほど行くと東鳳翩山登山口の標識がある。 道路脇に車を停め、慌しく出発する。ズッーと植林帯の道だが、急な坂は全く無い。緩やかな坂を快調に進む。人気の山の様子で何人かの下山者と行き交う。一時間ほど歩いたところで植林帯から出てナマナマルートと出会う。 途端に雪道となる。山頂まで500Mの案内がある。子供を連れ、年輩の男性が下山して来る。緩やかな坂を登り山頂に達する。山頂からは西鳳翩山や山口市市街地が望まれ瀬戸内海に椎野川が注いでいる。東側の山の斜面に東鳳翩山山影が浮んでいる。一時、西日で市街地が明るく輝き、やがて日没近くとなり、街の灯が点る。
R9に出て小郡で宿泊となる。それにしても、天候にも恵まれたが、本日の三山は素晴らしかった。 |