桂木山・一位ヶ岳・琴石山

一位ヶ岳
一位ヶ岳

【日 時】2003年 1月 3日(金)
【天 候】
【山 名】桂木山(702m)・一位ヶ岳(672m)・琴石山(546m)
【山 域】山口
【ルート】 (11:50)登山口--(12:15)一位ヶ岳--(12:45)登山口==
(16:05)登山口--(16:20)琴石山--(16:40)登山口
【所要時間】55分 35分
【メンバー 】単独


本日は雨の予報で明日からは風雪の予報が出ているので、今回の山旅はこの日でおしまいとする。小郡の宿を出て秋吉台を目指す。一応、桂木山に登る予定であるが、完全な雨模様で一山ぐらい登れれば良さそうだ。

小郡駅からR9を山口方面に少し走り県道に入る。秋吉洞に到着したが、県道32が判らない。「山口県の山」の案内によれば県道31の山中側からも登れるとの案内がある。県道31を数キロ走ると秋吉台に着く。生憎の雨であるが展望台に登って見る。観光客の団体が現れたので、車に戻る。県道を走らせる。目指す桂木山は秋吉台の北に位置するが、雲が掛かっている。山中バス停から林道に入る。道は川沿いになく違和感を感じるがそのまま進む。道が二手に分かれ両方の道を辿るが行き止まりで道を間違えたことを認識する。元来た山中に戻ろうと車を走らせていると、岩がタイヤの横に当り前輪がパンクしてしまった。平たい場所を探しパンク修理となる。修理作業中は雨が降らなかったのは不幸中の幸いか。
秋吉台 一位ヶ岳へ
秋吉台
一位ヶ岳へ
正規のルートを探す気力も薄れ、次に考えていた一位ヶ岳を目指す。県道を北に走らせR191で長門に出る。R316で湯元温泉から県道で俵山温泉に到着。山には雲が掛かり、雨が降っていたので北側に廻りアンテナ施設のあるところまで車で上がることにする。七段つ滝から砂利ヶ峠をこえR435?に出会う。左に曲がり山腹を捲くように町境を越える。左折しアスファルトの林道を上っていく。雨はあがるが風が出て霧で視界はなくなる。林道終点には白いアンテナ施設があった。施設を一周するが登山道らしいものはない。半ば諦め、少し下りに掛かると左のガードレールに「一位ヶ岳登山口」とマジックで書かれていた。

広いハッキリした登山道で胸をなでおろす。身支度を整えカメラを持って空身で出発する。少し登ると一直線の一気の下りになる。いきなり下り始める登山の経験はあまりない。下りきると下からのルートと出会う。「山頂まではまだ大変」というような標識がある。

こんどは一気の登りとなり雪も現れる。ひと登りで草つきに出ると山頂である。丸太の柱に「一位ヶ岳」と書かれており、その下に三角点がある。霧で視界はなく、風も出てきたので山頂を後にする。

距離は短く登り返しも気にならない。車のところに戻る。なんとか一山こなせたのでホッとした気分になり、予定していた琴石山に向かう。

南下し美弥西から高速に乗り玖珂で降り、柳川に向かう。混雑する市街地を抜けR188を東に走らせる。「琴石山登山口」の看板が目に入り左折する。案内に従い高度を上げる。林道終点は入口にトイレがあり広場になっていた。

霧で視界は利かない。今度もカメラを持って空身で出発する。木の階段のシッカリした道で、柳川市民に親しまれた山のようだ。少し登ると「ツツジの丘」の標識がある。ひと登りすると開けたところに出る。

風が吹き上がり、ひと時、霧が晴れる。切立った山頂と眼下に瀬戸内海と柳川の海岸線が望まれる。急ぎ足で山頂に向かうが、直ぐに霧が蔽ってしまう。山頂には祠や近くの山の案内あったが視界はなかった。
ひと時の晴れ間 琴石山
ひと時の晴れ間
琴石山
山頂を後に車のところに戻る。帰路は柳川の混雑を避け、東側に降りる。由宇温泉に入り汗を流す。玖珂で高速に乗るが断続的な渋滞に嵌る。宮島SAで土産を買う。途中のPAで仮眠をとる。断続的な渋滞は朝方まで続く。給油のためSAの入口から車が列をなしていた。


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