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【日 時】 | 2003年 1月25日(土) |
【天 候】 | 晴 |
【山 名】 | 三ツ森山(950m)・半作嶺(894m) |
【山 域】 | 和歌山 |
【ルート】 |
(8:30)苔口登山口--(9:50)三つ森山東北尾根--(11:00)三つ森山-- (12:05)半作峠--(12:50)半作嶺--(13:25)半作峠--(15:05)苔口登山口 |
【所要時間】 | 6時間35分 |
【メンバー 】 | 単独 |
本日は三ツ森山・半作嶺を目指す。半作嶺は関西百名山、三ツ森山は岩峰の山との案内がある。7:00に田辺の宿を出発する。晴で最良の気候のようだ。R311を右折、県道を走らせR371に出会う。R371を少し北上、右折し県道に入る。この道は大塔山・法師山の時来たことがある。城戸のバス停を見て、百間キャンプ場の案内に従い川を渡る。集落沿いの左岸の道路を少し上流に走らせる。苔口のバス停付近から吊り橋が掛かっているのを確認し、その対岸の谷の入口に車を停める。身支度を整え出発する。 谷への取り付きに明瞭な踏み跡がない。左岸の導水管メンテ用?の薄い踏み跡を辿る。暫く進むと右岸に太い導水管が現れ、ハッキリしたメンテ道となるが、直ぐに用水池に着く。一旦、踏み跡は途切れるが、少し遡行すると左岸に明瞭な道が走る。かなり時間をロスしたが、ヤッと明瞭な道に出会いホッする。 谷沿いに道を暫く歩行すると右岸に山に取り付く道がある。本には二股まで20分とありそこから二股の間に尾根に取り付くとある。まだ明瞭な二股には出会っていないが、ここまで既に40分経過している。古くシッカリ道で林業作業のためだけ道ではと思われた。この道を登る。 植林帯の一気の坂道となり、高度を上げる。石の階段になっている部分もあり、かなり利用されている道のようだった。急坂を登り詰めると尾根に達する。植林帯の中には踏み跡が走っている。マーカを付け右折し高みを目指す。 平坦な尾根道を暫く進む。北面がカヤトになり視界が開ける。また急な坂になる。振り返るとニョキッと嶽山の岩峰が屹立している。足元には霜柱が立っている。道も三ツ森山まで伸びていると確信し、日溜りで休憩を取る。
急激に下り、また岩場の激登となる。ロープも現れる。視界が開け、快晴・無風の大展望となる。やっと山頂に達し、ここまで意外と遠くに感じた。山頂には大きな岩があり、ここに腰掛けるには勇気がいった。東には百間山から反射板のある法師山へと稜線が連なり、大塔山がユッタリとしたスカイラインを広げている。北は対面に嶽山の全容が、そのかなたに先々週登った果無山脈の山腹に走る林道が望まれる。西にはこれから目指す半作嶺とそれに連なる稜線が見える。南には累々たる山と海が望まれた。 まだ先があるので、そそくさと山頂を後にする。再度、強烈なアップダウンで西峰に達する。ここからの下りも急で一度テラスの上に出てしまう。足の裏がむず痒くなり早々に退散する。下りきると緩やかなアップダウンとなる。2〜3のピークを越える。途中真新しい4等三角点を見掛けるが石ではなくコンクリートで作られていた。
植林帯を進み、ピークを右に捲くように稜線に乗る。北面になり雪が付いて、注意しながら進む。アップダウンはあるが三ツ森に比べれば大した事はない。岩峰に辿りつくが、山頂はまだ先だった。先に道はないので戻ると、岩の先に道は伸びていた。一旦下り、鎖とロープを攀じ登り山頂に達する。 測量ポールに標識が括られていた。此処の三角点も真新しいコンクリート製だった。ここからの眺望も素晴らしい。東側にはデコボコの三ツ森からの今しがた通過してきた緩やかな稜線が望まれる。西側の田辺の海の景観を楽しむ。ふと下部を望むと舗装された林道が峠の下まで来ていた。
舗装された林道を「乙女の寝顔」のビューポイントを探しながらユックリ降りる。下草刈りをしている人から「歩いて来たんかい。ご苦労さんやね。」と声を掛けられる。なんとか集落に達し車のところに戻る。 時間もあり、嶽山への取り付きを見て廻る。R371まで戻り、乙女温泉に入り汗を流す。入浴料300円。コンビニで食料を調達。家内にメールをうつ。車を走らせ清冷山登山口で車中泊となる。 |