安土城跡・繖山

安土城跡
安土城跡

【日 時】2003年 2月 1日(土)
【天 候】曇り
【山 名】安土城跡(162m)・繖山(432m)
【山 域】滋賀
【ルート】 (15:05)駐車場--(15:45)天守閣跡--(16:00)駐車場==
(16:25)風土記の丘--(16:55)繖山--(17:25)風土記の丘
【所要時間】55分 1時間00分
【メンバー 】単独


前夜、送別会で帰宅が遅くなった。寝起きは遅く、家の用などを済ませていると昼を過ぎてしまった。丹波・北摂の山を計画していたが、それは翌日に廻し、本日は琵琶湖の東にある繖山に登ることにする。

東名阪/R1/県道/R8と繋ぎ、安土城跡駐車場に着いたのが3時過ぎだった。大きな駐車場がある。車を停め、登山靴に履き替え空身で出発する。

観光地のようで他は観光客のようだ。石畳の階段を登る。羽柴秀吉邸宅跡地の案内が飛び込んでくる。上部の更地には建屋の柱を受ける石が格子状に並んだ案内がある。二人の女の子が走って降りて来る。石仏が彫られた階段を登ると天守閣の一角に出る。階段を先に進むと織田信長の墓に出っくわす。鉄柵で中には入れない。山頂部の安土城跡には測部の石積があった。期待していた見晴らしは良くない。観覧しながらユックリ下る。湖東の田園風景とこれから登る繖山が望まれる。
石畳の階段 安土城跡
石畳の階段
安土城跡
車のところに戻る。鉄道を渡り、風土記の丘の博物館の駐車場に車を停め、出発する。案内にあった登り口まで行ってみる。が、危険なため通行禁止の看板がある。危険なところがあれば引き返すつもりで先に進む。道の改修中の様子で、丸太が全て抜かれ、道は泥濘状態だった。滑ると泥まみれになるので注意を払いながら登って行く。ひと登りで鉄塔下に達する。

少し進むと観音寺と桑実寺の分岐になり桑実寺に向かう。道端に地蔵さんが並ぶ。最近、火事があった様子で一面に黒焦げの木株が目に付く。途中倒木があり道を外す。無意識に木のつもりで掴むと茨が指をさす。尾根沿いに進むと薄い踏み跡がある。火事場跡を抜けると薄暗い植林帯となる。木の葉に付着した雪が頭から落ちる。観音寺と桑実寺の標識が現れ、正規のルートに戻る。
繖山 風土記の丘
繖山
風土記の丘
木の階段の一気の急坂になる。下方から風が吹き上がる。先ほど登った安土城跡の背後に西の湖の喫水線が迫っている。眼下には風土記の丘の博物館が望まれる。夕暮れ近くなり、雪雲で暗闇が早まりそうだ。左に焼け跡を左に見ながら急坂をひと登りすると山頂に達する。眺望はなく、三角点などをカメラに収めそそくさと山頂を後にする。

街に灯が点り始めた。帰路は標識なりに下る。ドロンコ道は慎重に下る。車のところに戻るが靴に土がへばり付いたので水道を探しドロを取る。草津から名神に乗り舞鶴道の丹波篠山ICで降りる。篠山口で宿を取る。


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