押立山

押立山から南
押立山から南

【日 時】2003年 2月15日(土)
【天 候】晴れ
【山 名】押立山(771m)
【山 域】湖東・鈴鹿/滋賀
【ルート】 (13:00)平柳分水工横--(13:20)林道終点--(13:55)休憩--
(14:30)山頂--(15:45)平柳分水工横
【所要時間】2時間45分
【メンバー 】単独


遠方に出掛けるつもりだったが、行きそびれてしまった。久しぶりに鈴鹿に出掛ける。湖東に位置する押立山を目指す。この時期、鈴鹿の峠越えの道は通行止めで、湖東の山に行くには亀山か関ヶ原を廻って行かねばならない。

東名阪を亀山で降りR1を走らせ、土山上野から県道を繋いでR301に入る。北上し、道の駅を越え、適当に右折する。前方に押立山が見える。名神高速の架橋を潜ったところに坂本神社があった。林道はガードされ先に進めない。キツネ谷コースに移ろうとするが、林道に入れず、平柳分水工に車を停める。

身支度を整え出発する。少し北に移動すると小川が流れていた。舗装された林道に移り、名神高速の架橋を潜る。作業道と分岐する辺りからやや傾斜が増す。坂本神社からのコースと出会う。ダート道になり、左に建屋を見ると直ぐに林道終点に達する。

小川が流れ、左岸に渡り、直ぐ、右岸に渡り返す。高速道の車の音が途切れホッとする。谷沿いに進む。谷から離れる辺りから踏み跡が薄くなる。テープを頼りに、踏み跡を追う。植林帯との間の急坂となる。開けたところに出て、押立山が望まれる。休憩する。

日当たりが良く汗が出る。ひと登りで稜線に出る。道はハッキリするが茨が多い。雪もちらほら現れる。道が分かれるようなところに出る。ピークへの一気の登りと見るが、登り切ると先ほどの道が右から上がっている。雪が凍りつき歩きにくくなる。傾斜が緩み、右手に道を採ると、山頂に達する。

植林の木立で視界は利かない。三角点や白杭の標識がある中に「西脇栄三郎生誕100年記念登山2003年J月TS日」と記されてプレートがあった。今月号の「山と渓谷」には深田久弥の生誕100周年特集があったのを思い出す。
山頂 琵琶湖方面
山頂
琵琶湖方面
空身で山頂から少し先に行くと、眺望の良い所に出る。西側は、霞が掛かり、麗らかな田園風景が眼下に拡がる。高速道路の車の音が聞こえる。琵琶湖が望まれるはずだが、喫水線も霞みに消えていた。北側は雪を抱いた御池のテーブルマウンテンや、天狗堂、静ヶ岳、竜ヶ岳など鈴鹿の北の山が木の間から望まれる。御在所付近は、黒尾山、カクレグラが遮っているようだ。

山頂に戻り、来た道を戻る。往路、直登したところは南側にハッキリした捲き道があった。テープを辿り、迷うことも無くスムーズに林道に達する。車のところに戻る。

帰りは関ヶ原周りで帰る。陽気のせいか伊吹山の雪も薄くなったように見えた。


囲炉裏村トップページへ      ホームページにもどる