重畳山・嶽ノ森山・峯の山

重畳山から大島を望む
重畳山から大島を望む

【日 時】2003年 2月22日(土)
【天 候】晴れ
【山 名】重畳山(302m)・嶽ノ森山(360m)・峯の山(482m)
【山 域】紀伊半島南/和歌山
【ルート】 (7:55)重畳山駐車場--(8:20)重畳山--(8:40)重畳山駐車場==
(9:25)一枚岩駐車場--(10:10)嶽ノ森山--(10:55)一枚岩駐車場==
(11:25)峯(集落)--(12:10)峯の山--(12:50)峯(集落)
【所要時間】45分・1時間30分・1時間25分
【メンバー 】単独


本日は午後から雨との予報であった。関西百の嶽ノ森山を目指す。宿を早めに出発するが大地付近から眠気が襲う。仮眠した駐車場に古座の案内地図があり重畳山(かさねやま)の案内があった。やや遠回りだが嶽の森までは道なりのコースとして行けそうで立ち寄ることにする。

古座川を渡って適当に右折し鉄道沿いに走ると、重畳山まで4Kの標識が見つかる。車を走らせると重畳山への登り口の分岐に当る。高度を稼ぐ。舗装された道路を進むと「鳥の森」の案内がある。100台程収容可能な駐車場が現れ、東西にこんもりした山がある。車を停め空身で重畳山に向かう。

トイレのあるアスレチック施設がある。辺りは造成中のようだ。景観は良く、南には太平洋が広がる。少し進むと車止めになる。参道となり、石地蔵が迎えてくれる。寺の境内を横切り、さらに参道を進むと西側の駐車場に出る。芝生の中に東屋があり、大島や潮の岬の半島が一望できる。
展望所 重畳山山頂
展望所
重畳山山頂
石の階段をひと登りすると山頂に達する。残念ながら三角点があるのみで、木立で眺望はない。そそくさと山頂を後にする。北にこれから目指す嶽の森の先鋒が望まれる。もと来た道を戻る。満開のアセビを見掛ける。風はないが潮騒が白く見える。うねりがあるようだ。車のところに戻る。

高瀬に抜け県道からR371に入る。濁り気味の古座川に沿って走る。道の駅から見る一枚岩はミニエアーズロックといったところか。トンネル脇に車を停める。身支度を整え出発する。

ひと登りすると鹿避けネットが現れる。紐ネットを揚げて通過する。左にコースを採ると眼下に滝が見える。野生の梅が勢い良く咲いている。谷を渡り、暫く進むと一枚岩の滑になる。岩に刻まれたステップに慎重に足を運ぶ。心配していた雨がポツリと落ちてきた。

幼木の植林帯を登り、ネットを潜ると山陵に達する。峯の山と嶽の森の分岐の標識がある。一気の岩場の混じる急坂となる。ロープや木を捕まえながらの喘登となる。
滑 嶽ノ森山山頂から
嶽ノ森山山頂から
一気に落ちた眼下の光景、那智の山、南の太平洋など山頂からの眺望は素晴らしい。ただ、先ほど登った重畳山は今ひとつ同定できない。また、他の山も同定できる山は見当たらない。一の峰までは急な下りになったいた。峯の山までは距離がありそうで一旦下山してから向かうことにする。

滑は注意しながら、来た道を戻る。車のところに戻る。

トンネルを抜け、天誅岩を望む。心配していた雨が降り出した。峯集落の山に向かう。集落前の神社に車を停め、雨具を装着し、雨笠をさして出発する。

集落に向かうと左に山に向かう道がある。直ぐに杉の植林帯に入る。杉の木を山側から見ると緑に苔が生えているように見える。石積されたものを幾つか見ながらジグザグに登っていく。傾斜が緩み、少し進むと嶽の森の分岐に出る。ひと登りで山陵に達し、北側が少し見える。水呑大師の案内標識がある。

右のルートを採る。一気の登りとなる。山頂の一角に出ると、NHKのアンテナ給電施設があった。山頂には三角点と空洞パラボラアンテナがあったが、木立で眺望は全くない。そそくさと山頂を後にする。
一枚岩 峯の山
一枚岩
峯の山
往路では気付かなかったが、山頂直下まで舗装道が走っていた。ガックリきて水呑大師には行かず。車のところに戻る。

時間は早いが雨も本格的になってきたので本日はここまでとする。月野瀬温泉に入って寛ぐ。400円なり。

帰路はR42を北上する。雨は強くなり、早めに引き揚げたのは正解だった。矢の川トンネル出口でシャゾウ?山登山口確認。紀伊長島のガソリンスタンドで「よく降るねぇ〜」と声を掛けられる。勢和から高速に乗り、無事帰宅となる。


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