由良ヶ岳

由良ヶ岳東峰から東北
由良ヶ岳東峰から東北

【日 時】2003年 2月28日(金)
【天 候】晴れ
【山 名】由良ヶ岳(630 m)
【山 域】丹後/京都
【ルート】 (14:00)国民宿舎由良荘--(15:25)由良ヶ岳西峰--
(16:05)由良ヶ岳東峰--(17:00)国民宿舎由良荘
【所要時間】3時間00分
【メンバー 】単独


週始め家内の体調が悪かったが週末には回復した。今週も金曜に有休休暇を取ったが、先週と同様、土曜は天候が崩れるとの予報になった。土曜の午前中まで行動できそうな京都北部、丹後の山を目指す。

ユックリ睡眠を取り、家を出る。快晴であるが遅い出発となった。関ヶ原から高速に乗り敦賀で降りる。R27を西進する。工事中の箇所が多い。小浜から舞鶴に入りR178を由良川に沿って北上する。海岸沿いに出て、適当に左折し、タンゴ鉄道由良駅に達する。地図を確認し、鉄道を渡り、国民宿舎由良荘の裏に駐車する。京都ナンバーの車が一台停まっている。

身支度を整え、午後2時、出発する。登山口には立派な標識が建っている。赤土の溝のような道で、潅木の中を暫く進む。やがて植林帯に入り、暗い道となる。「一杯水」の付近から植林帯を抜ける。雪が現れる。北面に当り、雪は凍結して硬くなっている。先行者がいるようで新しい足跡がある。ひと登りで分岐に達する。

東峰は舞鶴湾、西峰は天の橋立が眺望できるとの標識がある。東峰から先行者が下ってくる鈴の音が聞こえる。先ず西峰に向かう。陽が当り、雪も緩んで、快適な稜線歩行となる。緩やかなアップダウンを繰り返し高度を上げる。由良の街と海岸線が眼下に広がり、半島が日本海に突き出している。原発の施設も見える。先行者の踏み跡を追い、西峰に達する。
タンゴ鉄道由良駅から 西峰から天橋立
タンゴ鉄道由良駅から
西峰から天橋立
三角点などをカメラに収める。天橋立方面はカヤト状の笹が立ち、スッキリした展望は得られない。木の間越しに東峰が望まれ、来た道を分岐まで戻る。

東峰に向かう。一気の登りと思っていたが意外と傾斜はない。ひと登りで山頂に達する。石で組まれた崩れた祠のようなものがある。360度の素晴らしい眺望となる。日本海に注ぐ由良川が望まれ、橋を渡る一輌編成のタンゴ鉄道の車輌の音が聞こえてくる。双子峰の青葉山が舞鶴湾の背後に聳える。西には西峰への二次林の混じるなだらかな稜線が望まれる。大江山らしき山も見えるが、山岳同定にはいまひとつ覚束ない。
東峰から東南 東峰山頂付近
東峰から東南
東峰山頂付近
下山に掛かる。車のところに戻る。もう一山考えていたが、17時を過ぎたので本日はここまでとする。宮津で宿をとる。明日は雨の予報で天橋立見物に出かけたが、直ぐに日没となった。


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