磯砂山

磯砂山
磯砂山

【日 時】2003年 3月 1日(土)
【天 候】
【山 名】磯砂山(661m)
【山 域】丹後/京都
【ルート】 (9:20)林道途中--(10:00)女池分岐--(10:30)磯砂山--
(11:10)女池--(11:50)林道途中
【所要時間】2時間30分
【メンバー 】単独


前日の時点では全国的に雨の予報であったが、アメダスのシミュレーション予想では丹後地方の午前中は持ちそうだった。しかし、朝起きてアメダスを見ると、既に雨雲が掛かっていた。宿を出て一応予定通り大江山に向かう。県道を南下し、大江スキー場を左に見て、少し下り林道に入る。キャンプ施設には酒呑童子の鬼があった。林道を進むが一車輌ほどの除雪になる。鍋塚に向かう林道を進むが、途中でブルドーザが道を塞いでいた。山頂付近は雲が掛かり、雨模様で雪道を進む気にならず、磯砂山に変更する。

県道を戻り、加悦から、県道2に入る。磯砂山女池の案内が現れ、上常吉から林道に入る。林道は荒れ気味で人も車も全く入っていない。トレースのない雪道を前進・後進を繰り返しながら進む。倒木が現れ、前進不能になりここに車を停め、出発する。

植林帯の中から鹿の声が聞こえ、逃げていく姿が見える。林道は舗装されているが雪の深いところもある。林道終点は30〜40CMの雪になっていた。電話ボックスの中に登山届があるが雪で中に入れない。

ここから山道になるが、雪は少なくなり、安心する。谷沿いに進む。傘を持って来たが、雨も小止みになる。良く整備された木の階段の道が続く。磯砂山女池まで200Mの標識が現れる辺りから、また雪が現れる。足が抜けるのを注意しながら一歩一歩進む。何とか分岐に達する。女池には行かず、まず磯砂山に向かう。
分岐付近 山頂
分岐付近
山頂
山頂まで780段の標識がある。木の階段道が一気に登っており、うんざりした気になる。暫く雪は無く、黙々と高度を稼ぐ。風が強くなり、振り返ると、山に掛かる雲が吹き飛んでいる。あと500段辺りからまた雪付き、250段あたりから完全に雪道となる。湿雪に苦労しながらなんとか山頂に達する。

木組みの展望台が目に飛び込んでくる。一等三角点、日本最古の羽衣の伝説の案内がある。山頂は広く木組みの展望台があり東には長椅子などがあった。晴れていれば、さぞや展望の良いところと思われた。南から強風が吹き、時々雲が飛んで来、羽衣が飛び交う状態となる。雪も深く湿って、東側に行けず。食事タイムとする予定だったが、雨も降り始めたので早々に山頂を後にする

雪道の下りは快適である。西側を見ると舗装された道が近くまで上がって来ている。アッというまに分岐に達する。女池に向かう。ひと登りして、平坦に進み、植林帯を下る。女池は暗い植林帯の中にあり、池は半ば凍っている状態だった。雨風が避けられるのでここでユックリ休憩とする。
山頂から西 女池
山頂から西
女池
来た道を戻る。予報通り時間が経つほど雨脚が強くなった。車のところに戻り着替えを済ませる。本日の行動はここまでとする。

クワハウス岩滝温泉に入って汗を流す。500円なり。帰路、3月2日に舞鶴道の区間延長の案内を見る。高速には乗らず小浜から琵琶湖に抜け、伊吹山麓を通って帰宅となる。


囲炉裏村トップページへ      ホームページにもどる