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【日 時】 | 2003年 4月30日(水) |
【天 候】 | 雨のち曇り |
【山 名】 | 八溝山(1022m)・鳴虫山(1103m) |
【山 域】 | 阿武隈・日光 |
【ルート】 |
(12:30)八溝山==(16:25)登山口--(17:00)神主山-- (18:05)鳴虫山--(18:55)神主山--(19:25)登山口 |
【所要時間】 | 30秒・3時間00分 |
【メンバー 】 | 単独 |
翌日予定の女峰山のため朝一で日光霧降の民宿を予約する。この日は雨との予報で、山頂まで車でアクセスできそうな八溝山を目指す。 日光から矢板に入り柳田から県道を進む。完全な雨模様となる。植林帯の間をクネクネ曲りながら高度を上げる。少し下ると山頂での標識が現れ、左折する。潅木の自然林を少し登ると山頂の広い駐車場に達する。 傘を挿しサンダル履で外に出る。霧雨で風がやや強い。アンテナ施設の上部はガスが流れている。山頂には神社と城を模した建造物があった。中に入ろうとすると、100円の料金窓口があり、中に居た人が慌てて飛び起きた。ガスで視界はなく、全くの興醒めを感じた。潅木の中にはカタクリが咲いていた。三角点を確認し、車に戻る。
日光に帰ると、16:00を過ぎていたが、雨は揚がっていた。日光連山や市街地が一望できそうな鳴虫山に登ることにする。国道の標識に従い、鳴虫山登山口に車を停める。 身支度を整え出発。外人の若いカップルと行き交う。溝状になった道や植林帯の視界のない急坂をひと登りする。神主山のピークに達し、市街地と残雪の日光連山の視界が広がる。 下からの5時のチャイムを聞きながら先を急ぐ。平坦な道と急坂を繰返す。山頂と思わせるニセピークを幾つか通過する。左(東)側は植林帯で右(西)側は自然の潅木帯となる。アカヤシオが満開の状態で稜線を彩り、気分を和ませる。
途中、空一面に残光が映え、明日の晴天を約束してくれた。暗闇となり久しぶりのヘッデン山行となる。木の根の張った道で歩き難い。神主山に達した時は街には灯が点り、完全な暗闇が訪れていた。歩行中ヘッデンの灯りが消え、電池切れかと思い交換するが点灯せず。予備の電球を交換すると点灯した。電球が切れたのは初めての経験だった。 光の強度も回復し、何とか車のところに戻る。予約しておいた民宿に投宿となる。 |