ホノケ山

ホノケ山
ホノケ山

【日 時】2003年 6月 8日(日)
【天 候】晴れ
【山 名】ホノケ山(737m)
【山 域】南条/福井
【ルート】 (12:45)第二登山口--(14:25)ホノケ山--(15:25)足谷山--
(16:15)第二登山口
【所要時間】3時間30分
【メンバー 】単独


前日、通夜で遅くなり、目覚めた時は8時を過ぎていた。この時間から可能な山を考え、北陸の今庄・南条にあるホノケ山に出掛けることにする。今年は、今庄の藤倉山・武生の日野山に登っておりこの辺りの地理勘も付いて来た。

関ヶ原から高速に乗る。本日は前日のような雷雨の心配はなさそうだが、伊吹山は霞んで、暑い一日になりそうだった。敦賀の先のPAで休憩し、今庄で降りる。R365を北上し、南条で給油。R305を奥野々まで走らせる。標識とボックスがありボックスの中にはホノケ山への案内図が入っていた。案内に従い林道を走らせる。第一登山口からのコースは荒れているとの案内がある。第二登山口に近づくと路駐している車が多くなる。幸いにも行き止まりの登山口には丁度一台分のスペースが空いていた。

身支度をしていると、おばさんが運転する軽トラから降りた人が車を乗り換えている。何事かと聞けば、道を間違え瓜生野側へ降りてしまい、登り返す気力もないのでおばさんの軽トラに載せて貰ったとのことだった。道を間違えないようにとの注意を耳に出発。

いきなり急坂となるが、ブナの緑の葉に直射日光が遮られ以外と涼しい。「蜂の巣があります。おとなしい蜂です。毒性もあまりありません。おだてないで、そっとしておいてやって下さい。」という標識が道を塞ぎ、迂回する道が作られていた。尾根のようなところに達し、左折する。平坦な道となり瓜生野側からのルートと出会う。数組のグループと行き交う。緩やかに登って行くと、両側が壁になるように道が作られている「切り通し」が現れる。緑のダム、ブナ林の案内を右に見ながら登って行く。ササユリが道端に咲いている。ピークのようなところに出る。佐々生光林坊の説明板と足谷山への標識がある。
日野山 足谷山
日野山
足谷山
山頂まで「1000M」の黄色い標識を見て下りに掛かる。菅谷峠の鞍部に達すると立派な道路が現れ、拍子抜けする。視界が開け、東には日野山が大きく見え、西北には足谷山の端に日本海が霞んで望まれる。満開のヤマボウシの総苞が眩しい。山道も手摺や階段が整備されたものとなる。(長老ヶ岳【京都】でも同じような光景に出合ったことがある。)

再度ブナの森林帯に入り一気の急坂となる。登り詰めたところからは武南平野と日野山が望まれる。山頂まで200M、5分の標識がある。平坦な道を進み山頂に達する。

山頂はブナの大きな木で覆われ、木蔭で老人の夫妻と二人の小さな男の子が莚を広げ寛いでいた。満足な眺望は得られないが東側の山の案内図があった。ベンチに腰掛け遅い昼食とする。風も無いのに木の下にいると涼しかった。
ブナ林 山頂
ブナ林
山頂
一旦下り鞍部の車道に降り、登り返しピークに達する。反射板のある足谷山を目指す。暫く下り、鞍部に達する。菅谷峠からの道路は此処まで延びていた。緩やかに登り、反射板に出る。反射方向の北東に開かれているのみで期待した眺望は得られなかった。辺りを廻ったが三角点や山頂を示すものも無く、日差しも強いので早々に退散する。

ピークまで戻ると山頂にいた老夫婦と子供が居た。往路を忠実に辿り、車のところに戻る。

着替えをして車を走らせる。R365まで戻り、杣山に向かうが蓮は7〜8月で時期には早かった。帰路は高速を使わずR365を南下する。この辺りなら此方の道でのアクセスも可能だと認識する。この2日、以外と体力を使った。近くの温泉で疲れを癒す。



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