雲谷山

三方五湖
三方五湖

【日 時】2003年 7月20日(日)
【天 候】曇り
【山 名】雲谷山(787m)
【山 域】福井
【ルート】 (14:30)観音寺駐車場--(15:15)第二展望所--(15:30)第三展望所--
(17:15)雲谷山山頂--(18:25)第三展望所--(19:05)観音寺駐車場
【所要時間】4時間35分
【メンバー 】単独


本日の予報も芳しくない。日本海側まで行けば天候は良くなると考え福井県の雲谷山を目指す。久しぶりに家内も誘ったが福井は遠いとの答えだった。

買物を済ませ、その足で出掛ける。鈴鹿北部・伊吹・敦賀までは雨だったので、本日はダメかなという思いになる。R27を走らせ敦賀を抜けると雨は収まった。海水浴場は曇天にも拘わらず沢山の人がいた。ラジオでは五木ひろしの故郷の美浜で行なわれている「のど自慢」を報じていた。

R27を左折し耳川沿いに暫く走らせる。新庄で橋を渡る。開閉所への登り口のところから、適当に高い方に向かう。水田の周りには電気が通じた線が張られている。一番高いところに達する。電気線の向こうに「雲谷山登山口」の標識がある。電気線を手で触れると強くはないがビリッと来る。我慢できない程度ではないが通り抜けるのは躊躇われた。ここからのアプローチは諦め、西側のルートに廻る。

耳川沿いに下り、R27に出て給油する。三方駅を確認し、石観音寺の駐車場に車を停める。身支度を整え出発する。

駐車場の上に出ると石観音寺への道路が走っている。しかし、車のところに戻る気にならず。車道を少し進むと観光客が屯している。石観音寺に御参りする。境内を抜けるとその裏手から階段が続いている。ジグザグに切られた遊歩道を進む。雲って湿度が高く汗が吹き出る。ひと登りで稜線に達し、第一展望所に着く。静かな湖面を湛えた三方湖が展がる。稜線の遊歩道となる。対岸に雄滝が望まれ、第ニ展望所に達する。やや木に遮られるが三方五湖が全貌を現す。傾斜が緩やかになり雄滝への分岐を右に見送る。林道終点に達し、雲谷山登山口の標識がある。ここまで車で来られる事が分かり、ウンザリする。赤く舗装された急な坂を登ると、ログハウスの第三展望所に着く。ここからの三方五湖の展望は素晴らしい。一憩する。
観音寺 ログハウス
観音寺
ログハウス
雲谷山の案内に従い、稜線の幅の広い遊歩道を進む。アップダウンを繰返し鞍部に達する。ここから遊歩道は下っているが、草が生え放題になっている。道が細くなり山道となる。草に付いた水滴がズボンに滴る。左に水音を聞きながら見通しの利かない尾根道を暫く進む。ピークを乗り越すと今度は右に水音を聞く。更にピークを越えると原生林を思わせる鬱蒼とした窪地になる。右に水音を聞きながら石楠花を掻き分け進む。意外と時間が掛かる。

アップダウンを繰返しながら尾根道を進む。予定していた17時も過ぎ、急ぎ足となる。17時15分山頂に到着する。時間も遅かったせいもあるが意外と体力を要した。東側に切開きがあり、耳川沿いの田園が望まれる程度で眺望は今ひとつだった。山頂標識や二等三角点などをカメラに収め、帰途に就く。
雲谷山 山頂
雲谷山
山頂
雨後で湿度も高く、ずぶ濡れ状態となる。窪地を過ぎ、ピークを乗り越したところで一憩する。第三展望所までのアップダウンは長く感じる。なんとかログハウスに辿り着く。夕暮れの穏やかな三方五湖を見ながら第一展望所まで下る。石観音寺の境内を抜け、駐車場まで戻る。

地上はむせ返る暑さで、直に、着替えを済ませる。敦賀から高速に乗り、帰宅となる。


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