日名倉山・三室山

日名倉山から後山・三室山
日名倉山から後山・三室山

【日 時】2003年 7月27日(日)
【天 候】晴れ
【山 名】日名倉山(1047m)・三室山(1358m)
【山 域】兵庫・岡山
【ルート】 (8:00)登山口--(8:35)日名倉山--(9:05)登山口==
(9:30)登山口--(10:15)給水施設--(11:45)三室山--
(12:50)給水施設--(13:30)登山口
【所要時間】1時間 5分・4時間00分
【メンバー 】単独


梅雨が明けたとのことだが、今年はオホーツク高気圧の勢力が強いとのこと。山崎の宿を出てR27/R429と車を走らせる。志引峠を越え、少し下り、ベルビール自然公園の案内に従う。宮本武蔵の幟が目に入る。舗装道路がグングン高度を上げて行く。朝早いせいか公園のゲートは締まっていた。公園前の道路脇に車を停め、身支度を整え出発する。

対面に駒ノ尾山、船木山から伸びる重厚な山容の後山が望まれる。階段の上には凱旋門を思わせる鐘楼がある。駐車場の右奥に日名倉山の案内があり、木の階段の遊歩道が伸びていた。山麓には長閑な東粟倉村の集落が拡がっている。

道脇には草、鳥、木の説明板がある。ジグザグを切りながら暫く登る。左折するように曲がると、広い道はそのまま山頂に達した。祠と一等三角点があった。山頂は平地で眺望は得られなかったが、兵庫側に道を辿ると後山や三室山が望まれた。兵庫側は山道になっており、この山を楽しむならこちら側から登るのが良いと思われた。ベンチで一憩し、来た道を戻る。

公園はオープンしており鐘の音が聞こえていた。鐘楼の横の赤い敷地には彫像が設置されていた。車のところに戻る。
鐘楼 日名倉山
鐘楼
日名倉山
R429を戻り、千種から千種川沿いに県道を遡る。突き当たりを右に曲がり、三室山キャンプ場の駐車場に車を停める。身支度を整え出発する。

コテージなどの立ち並ぶキャンプ施設の道を登る。夏休み真っ最中で、講堂のような建物からは「ヨサコイソーラン」の音頭が聞こえる。六角形のコテージの横の草地に車を停め、家族連れが掃除をしていた。キャンプ施設の最上部まで達し、右に折れると林道に出る。舗装部が切れると、荒れ気味になる。石がゴロゴロし、抉れたところもあり、歩き難い。給水施設の林道終点には5人の登山者が休んでいた。私も休憩する。

ここから山道となる。谷沿いに植林帯の道を進む。木の橋を渡り、谷を徒渉して右岸の道を暫く辿る。谷から離れ、薄暗い植林の中を進む。切り開きのところからは後山と日名倉山が望まれた。グループを追い越す。展望の良い岩場を越え、鬱蒼とした自然林となり、大きな岩が現れる。岩の間を抜ける。岩の混じるコースとなり、鎖場も現れる。本日、始めての下山者と行き交う。

下笹のブナ林を抜けると山頂の一角が現れる。右に仮払われたところがあり、後山、日名倉山、キャンプ場が見える。平坦な道を進み、山頂に達する。
登山道 三室山から後山・日名倉山
登山道
三室山から後山・日名倉山
展望が展るが、北の藤無山や段ヶ峰は頂部に雲が掛かっている。北部は雲が多いようだ。西に見えるのは那岐山だろうか。南東も山また山の世界だが同定できるものはない。三角点や山頂標識をカメラに収める。昼食タイムとする。

休憩して来た道を戻る。三々五々登山者が登ってくる。給水施設で休憩する。林道を歩いていると右足に靴擦れを起こした。ここ十数年、靴擦れの経験はなかったが、新しい靴が馴染むにはまだ時間が掛かると思われた。林道では学生が沢山のキャンプ用具を纏めていた。車のところに戻る。

予定していた、藤無山や段ヶ峰は諦め、帰途に就く。山崎から高速に乗る。宝塚付近の事故で少し渋滞したが、日没前に帰宅となった。


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