以東岳

大鳥池を望む
大鳥池を望む

【日 時】2003年 8月15日(金)
【天 候】曇り一時雨
【山 名】以東岳(1771m)
【山 域】山形・新潟
【ルート】 (5:00)泡滝ダム登山口--(5:50)冷水沢--(7:00)七つ滝沢--
(7:45)大鳥小屋(タキタロウー山荘)--(10:10)水場上--(10:40)以東小屋--
(10:55)以東岳--(13:30)大鳥小屋(タキタロウー山荘)--(15:20)七つ滝沢--
(16:05)泡滝ダム登山口
【所要時間】11時間05分
【メンバー 】単独


前日、早目に登山口に着いたので下山者に山の様子を聞く。稜線は風が強いとのことだった。夜間、雨音が聞こえ、予報も雨だったが、起きて見ると雨は降っていなかった。

4時30頃起床し、下の雨具を着装し、5時出発となる。同様に車中泊をしていた埼玉の夫婦と一緒の出発となった。ご主人も300名山を目指されており、既にかなり踏破されているとのことで、私と同じ様な山が残っているようだった。泡滝ダム登山口を出発し、平坦な道を暫く一緒に歩いていたが、二人の足どりは軽く、私は付いていけなくなった。マイペースを守ることに決め込む。
泡滝ダム 水場
泡滝ダム
水場
50分程歩いたところに水場があり少憩する。冷水沢の第一徒渉点のつり橋を渡る。川沿いに樹林帯を進む。七つ滝沢の第ニ徒渉点のつり橋を渡る。2〜3水場を過ぎると川から離れ、ジグザグに緩やかに登って行く。ショートカットされた踏み跡も多くなる。ひと登りすると大鳥池が木の間から望まれる。少し下ると湖畔の高台に建つタキタロー山荘に出る。少憩する。

先行していた埼玉の方が山荘の主人に山の様子を尋ねていた。山陵は風が強いとのことで、直登コースを選択する。

湖畔の道はアップダウンが多く意外と時間を要する。湖に注ぐ川を横切ると、樹林帯の中の一気の登りになる。ザレ場で崩れかけた石があった。登り詰めると開けた草原となるが、左上方から雨混じりの風が吹き付ける。上の雨具も着込む。エリアマップに記載のある水場を過ぎる。岩場を見付け、風下で少憩する。
タキタロー山荘 小法師山?
タキタロー山荘
小法師山?
左に雪渓が現れ、ニッコウキスゲの群落がある。低い潅木帯を抜けるとまた草原状となる。向かい風となり、緩い傾斜も喘登となる。ガスの中に避難小屋を見つけホッとする。小屋の中に入ろうとするが、雨具を脱いで入るよう指示される。立ち止まって少憩する。山頂まで直ぐと聞き山頂を目指す。

沢靴の三人の下山者と行き交う。「生憎の天気ですねー」と声を掛けられる。山頂標識のあるところは岩陰になっていたが、三角点のところは風が吹き上がり、雨が横殴り状態になっていた。山頂風景をカメラに収め、そそくさと山頂を後にする。

避難小屋に戻り、雨具を靴を脱ぎ、昼食タイムとする。二階建ての小屋で若い人が管理していた。
避難小屋 山頂
避難小屋
山頂
来た道を戻る。追い風となり楽な下山となる。水場下部で大鳥池や対岸の山の眺望が展がる。撮影を試みるが、映像を見るとボケている。確認するとカメラのレンズに水滴が付いていた。

ザレ場下部で二人の登山者と行き交う。湖畔まで降りると雨は揚がった状態となる。山荘で少憩がてら、上の雨具を脱ぐ。

翌日の予報が良いのか、山荘泊の登山者と続々と行き交う。ユックリと歩行し、車のところに戻る。着替えを済ませていると、明日、入山の予定らしい車が駐車していた。

R112まで戻り、鶴岡方面に車を走らせる。R345を辿り、湯田川温泉に入る。R7を南下し、道の駅胎内の案内に従う。県道53を辿り終点の胎内ヒュッテで車中泊となる。


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